[対象: 中〜上級]

ECサイトにおける商品説明文の他サイトとの重複について、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏が、Google+で開催したウェブマスター向けハングアウトで発言した情報をこの記事では取り上げます。
※20:50くらいから

参加者の1人が次のように質問しました。

自分のサイトに自分で作ったオリジナルの商品説明文を載せると同時に、その商品のメーカーが作成して公式サイトにも掲載するかもしれない商品説明文を載せたとする。この場合、コンテンツの帰属・所有権はどうやって確保したらいいのか。

John Mueller氏は次のように答えました。

そういう場合は、私たちはコンテンツの直接の所有権をおそらく見ようとはしないだろうと思う。それよりもユーザーにどのページを見せたらいいかを見つけ出そうとするだろう。

たとえば、本を売っているオンラインストアがあって、世界中を対象に売っていたとする。かたや、同じ本を売っている地域の本屋さんがあって、そのサイトでは大手の一般的なオンラインストアと同じ説明文を使っていたとする。

こんな状況においては、地元の情報をユーザーがもし欲しがっていたとしたら、地域の本屋のサイトをともすれば私たちは提示するかもしれない。

でも、ユーザーが地元のコンテンツではなくオンラインで買えるような情報を欲しがっていると判断できたのなら、グローバルなサイトをおそらく提示するだろう。

オリジナルの説明文を書いたからといって、その説明文に対するクエリで必ずしも検索結果の上に表示されるとは限らない場合もある。ユーザーが探していると私たちが考えることにマッチした適切なコンテンツを提示する。

 

オリジナルな商品説明文はより上位の表示を保証しない

つまり、オリジナルな商品説明文を作って載せているということだけでは、同じ商品を扱う他のページよりも上位表示される保証はないということです。

検索ユーザーの検索意図によっては、メーカー配布の説明文だけを使っている他のサイトのページが上に出てくることもあり得ます。

検索意図に応えるさらなる追加コンテンツが望まれる

John Mueller氏は続けて以下のこともコメントしています。

  • ほかのサイトと説明文が重複していたからといってペナルティを受けることはない
  • オリジナルな商品説明以上のさらなる追加情報があるといい
  • 商品説明に著者情報は適切ではない

僕からの補足も交えて説明します。

ほかのサイトと説明文が重複していたからといってペナルティを受けることはない

重複は良いことではありませんが、重複していたらからといって手動の対策を与えられることは通常ありません(悪意があればその限りではないし、評価が上がるということも決してありませんが)。

重複コンテンツは、同じことが書いてあるページを同時に検索結果にいくつも出さないようにする仕組みです。
ユーザーの検索クエリや場所、パーソナライズ機能の働きによって出てくるページ、出てこないページが変わることがあり得ます。

オリジナルな商品説明以上のさらなる追加情報があるといい

商品説明以外のコンテンツとはたとえば、販売者(あなた)によるその商品について論評やユーザーレビュー、画像、誰向けの商品か、どんなシチュエーションにふさわしいか、こういった付加価値です。

ユーザーの検索意図によっては商品説明以外のコンテンツが関連性を判断する材料になります。

検索キーワードに現れないユーザーの意図を解釈する能力が向上したハミングバードアルゴリズムが導入されました。
検索意図を満たすために、その商品をさまざまな角度から表現するコンテンツがますます重要になってくるのかなとも僕は思いました。

商品説明に著者情報は適切ではない

商品説明は、ブログやニュースサイトの記事とは異なり、著者情報の利用には適していません。

たとえ独自の説明文であったとしても、ちょっとニュアンスが違いますよね。
うまく説明できないのですが、商品説明文は“記事”とは種類が違います。

商品説明だけの商品ページに著者情報を設定したからペナルティを受けることはないでしょうが、想定されている使い方ではないということです。

以上です。

オリジナルな商品説明文はECサイトでは必須です。
しかしそれだけでは十分ではありません。
ユーザーの検索要求を満たせるさらなるオリジナルでユニークなコンテンツが望まれます。

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