Google、ツールバーPageRankを予期せず更新。理由は、偽装対応システムの修理のついで。

[対象: 初〜中級]

Googleは、GoogleツールバーのPageRankの更新を実行しました。
10ヶ月以上ぶりの更新になります。

2013年中のPageRank更新はなかったはずでは?

Matt Cutts(マット・カッツ)氏は、ツールバーPageRankの更新は年内は実行しないだろうと以前にツイートしていました。

10月のPubConでも、(内部で利用している本当の)PageRankを、ツールバーにエクポートする仕組みが壊れてそのままの状態で放置しているため、年内更新はないと発言しました。

予定外の更新の理由は“ついでに”

今回のPageRank更新の理由は、もともと予定されていたものではなく、“ついでに”実施されたようです。

一連のツイートをまとめると以下のとおりです。

  • ツールバー更新とは関係がない、バックエンドで動いている別のサービスを修復する過程でついでに更新を実行することになった
  • PageRankを古いままにしておくよりも新しくしたほうが修復に際しては都合が良かったから

ということで、更新はかねてからそうしようと計画していたものではありませんでした。
直接関係のないことで、更新したほうが楽だったからついでに実行したにすぎません。

ちなみに、「バックエンドで動いているサービス」とはどうやらPageRankの偽装を検出・処理するサービスのようです。

今回のPageRankで、中古ドメインのPageRankが大きく下がったという情報をいくつか目にしました。
ひょっとしたら高値で売れるようにPageRankを偽装していた中古ドメインが含まれているかもしれませんね。

PageRankは定期的な更新に戻るのか?

予期しないPageRank更新が実行されましたが、今後は今までのように3、4ヶ月ごとの更新に戻るのでしょうか。

それはなさそうです。

「(この前みたいに更新があったら)驚くだろう」と言うことには躊躇してしまうけど(笑)、概して、PageRank更新は以前ほど優先事項じゃなくなっていると思っている。

またウソをついてしまうことがあったら嫌だとためらいつつも、PageRank更新の重要性は下がっているので、以前のような定期更新に対しては懐疑的です。

したがって次はいつ来るかわかりません。
それどころか今度こそもう来ないんじゃないかと僕は個人的には期待しています。

PageRank更新は気にしない

久しぶりで予想外だったせいもあり、SEO界隈でニュースになったのでPageRank更新を今日は取り上げました。

とはいえ、ツールバーのPageRankが気にすべき指標でないことになんら変わりはありません。

ツールバーのPageRankが必要な人は次の3タイプの人たちだと僕は考えます。

  • 中古ドメインを売る人・買う人
  • ツールバーPageRankが「上がった・下がった」ことで「嬉しい・悲しい」を感じたい人
  • ツールバーPageRankが持つ性質を100%理解し分析に使う能力があるSEO専門職の人

おおよそ大部分のサイト管理者にとっては、ツールバーPageRankはもはやSEOには無用の長物と言っていいはずです。