トラックバックをやめよう!?

メルマガバックナンバー
<2006/12/24 #21>

今回は、久々のSEOネタです。
しかも、ちょっと高度です。
でも、しっかりついてきてくださいよ。

このメルマガのタイトルにもあるように、僕は海外のサイトやニューズレターから、最新の情報を日々入手してます。

なので、このメルマガのネタ元の99%は、”From overseas”です

僕が、毎日チェックする日本のサイトってこれくらいです。

http://blog.livedoor.jp/kawase_oh/

⇒ 将来に備えた資産運用は大切です。

http://wl1.game.rakuten.co.jp/luckykuji/already.jsp

⇒ 最近なかなか当たりません。(-“-)

でもですね、日々チェックする日本のサイトがひとつ増えました。

このブログです↓
http://www.be-emotion.com/seo/

今日は、このブログの記事を元にしたトピックです。

では、行ってみましょう!

今日の本当のお題は、これです。

■トラックバックは、SEOに役立たない!■

元ネタの記事はこちら。
⇒ http://www.be-emotion.com/seo/2006/12/post_39.html

僕のコメントも付いてます。

SEOで上位表示を狙うには、バックリンクが重要だっていうのは周知の事実です。

バックリンクを集める手段のひとつとして、トラックバックがありますよね。

ツールを使えば、ブログじゃない普通のサイトからでもトラックバックを打てます。

⇒ 「ぶろっぐぴんぴん」
http://infocoach.biz/url/blogpingping

※注意
「バックリンク」や「トラックバック」が分からない人は、検索して調べてくださいね。

あと、僕の無料レポート第1弾を読んでください。
http://infocoach.biz/url/muryorepo1

トラックバックを使えば、一方的に自サイトへのバックリンクを集めることができますよね。
(自動でTBを送信するツールも売られてるほどです)

でもですね、SEOで上位表示を狙うためにトラックバックを使うのは、今は、「効果なし」です。

もう一度言いますね。
テストに出るんで、メモしておくように。(笑)

○トラックバックは、上位表示のためのバックリンクには役立ちません

詳しいことは、参照先のブログの記事に書いてあります。

↓ブログの記事
http://www.be-emotion.com/seo/2006/12/post_39.html

トラックバックには、
リンクのアンカータグ(<a href=”…”>ってやつ)に「rel=”nofollow”」という属性が付くんです。

「rel=”nofollow”」ってのは、サーチエンジンに、「このリンクはインデックスしないでね」って依頼するための補足事項だと考えてください。

「トラックバックスパム」などの問題が起こってきたのが、いちばん大きな理由でしょう

各無料ブログサービスや、MTも既定の設定を変更してます。

知らなかった人が多いでしょう。
僕も、然りです。(汗)

悔しかったので(笑)、海外サイトで関連情報を独自に調査しました。

以下が、新たに分かった結果です。

さっき、「トラックバックのリンクは、インデックスに登録されない」って、言いましたよね。

これ、正確ではありません。

正確には、
「インデックスされるけど、上位表示のためのバックリンクとしては、考慮されない」となります。

事実、「linkコマンド」を使うと、トラックバックのバックリンクも結果表示されます。

※注意
「linkコマンド」というのは、指定したウェブページが、どこからバックリンクをもらっているかを調べる構文です。

⇒ 「link:調べたいウェブページのURL」で検索します
(例 link:http://www.mag2.com/ Googleは「http://」不要)

もっと正確に言うと、各サーチエンジンによって、取り扱いが違うようです。

▼「rel=”nofollow”」属性のついたリンクの取り扱い

○Google
・リンクをたどるか ⇒ たどる
・インデックスするか ⇒ しない
・検索結果ページに表示するか ⇒ しない
※ルールを変える前にインデックスしたリンクは表示します

○Yahoo!
・リンクをたどるか ⇒ たどる
・インデックスするか ⇒ する
・検索結果ページに表示するか ⇒ する

○MSN(Live.com)
・リンクをたどるか ⇒ 不明
・インデックスするか ⇒ しない
・検索結果ページに表示するか ⇒ しない

※注意
「リンクをたどるか」というのは、クローラがリンク先のウェブページを訪れるかということ

「インデックスするか」というのは、データベースにリンク情報を保存するかどいうこと

「検索結果ページに表示するか」というのは、linkコマンドを使ったときにバックリンクとして表示するかということ

すごい細かいことなので、知らなくてもいいです。
「じゃあ、書くな」ってツッコミがきそうですね。(汗)

「rel=”nofollow”」属性のついたリンクについて、まとめます。

Googleは、リンクの存在は認識しますが、バックリンクとしては考慮に入れません。
たとえば、ページランクを上げるためのバックリンクとしては、カウントしません。

Yahoo!は、リンクとして認識してユーザーにも提示するんですが、やはりページの価値をあげるためのバックリンクとしてはみなしません。

MSNは、価値のあるバックリンクとしてみなさないばかりか、リンクそのものとしても認識しません。

難しいでしょうか?

難しいと感じた方は、これだけを覚えておいてください。

○検索結果の上位表示を狙うためのSEO対策として、トラックバックは役に立たない。

○Googleでいえば、ページランクを上げるためのバックリンクには、トラックバックはカウントされない。(コメント内のリンクも同様)
※これはGoogleが公式に表明しています。
http://googleblog.blogspot.com/2005/01/preventing-comment-spam.html

トラックバックは、本来の目的で使いましょうね。

「あなたの記事を参照させてもらって、私はこんな記事を書きましたよ」って。

訪問者にとって価値のある情報を提供するリンクなら、サーチエンジンは、あなたのサイトの価値を認めるはずです。
(今は、そうじゃなくても)