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先日約2年ぶりに更新されたペンギンアルゴリズムは、ウェブスパムかどうかを判定するためにリンクを重点的に見ていますが、そのほかのスパム的要素も見ています。
また、リンクが張られているサイトではなくリンクを張っているサイトでスパムを判断します。

Marketing Landが主催した動画チャットのなかで、GoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏が明らかにしました。

ペンギンが見ているのはリンクだけじゃない

不自然なリンクだけをスパム対象としてペンギンアルゴリズムは扱うわけではありません。
そのほかにも、スパムとして扱うシグナルがあります。

しかし、リンク以外にどんなシグナルを見ているかについての具体的な言及をイリェーシュ氏は避けました。
その代わりに、初めてのペンギン導入の公式アナウンスにいろいろ書いてあるとヒントを与えただけです。

たとえば、公式アナウンスは次のように説明していました。

今回の変更(ペンギンアップデート)では、Google の 品質に関するガイドライン に違反しているサイトについて、その掲載順位を下げるような対策を実施します。

品質に関するガイドラインに違反する行為として、次のような項目が現在は例に挙げられています。

  • コンテンツの自動生成
  • リンク プログラムへの参加
  • オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
  • クローキング
  • 不正なリダイレクト
  • 隠しテキストや隠しリンク
  • 誘導ページ
  • コンテンツの無断複製
  • 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
  • ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
  • フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
  • リッチ スニペット マークアップの悪用
  • Google への自動化されたクエリの送信

このリストの中のいくつかの違反行為に対しては、誘導ページのように単独のアルゴリズムが導入されているものもありますが、隠しテキストや隠しリンク、あるいはここには載っていませんがキーワードの乱用などは、ペンギンアルゴリズムが(も)検出対象にしていたはずです。

ウェブスパムに用いられる複数の手法を対象にしているのは最新のペンギンでも変わっていません。

ただそうは言っても、依然としてペンギンが重点的にターゲットにしているのは、リストの2番目にある「リンクプログラム」、つまり有料リンクだったり自作リンクだったりするランキングを操作するための不正なリンクです。

最も幅広く悪用されていて、かつ最も効果が見込めるスパムですね。;(

ソースサイトを見てスパムかどうかを判断する

イリェーシュ氏によれば、ペンギンはソースサイトを見てスパムかどうかを判断しているそうです。

ソース (source)とは、「起源」や「発信元」の意味です。
すなわち不正なリンクを張っているサイトを見るのであって、不正なリンクが張られているサイトを見るのではありません。

イリェーシュ氏は、数日前に実際に見たリンクスパムの例を話しました。

ネガティブSEO目的で、中身が何もない空っぽのプロフィールページから何百本ものリンクを張っているサイトに遭遇したそうです。

ランキングアルゴリズムを乱用しようという目的があって設置されたリンクであることは一目瞭然でした。
このサイトから張られたリンクをもしあなたが発見したとしたら、間違いなく削除しようとするかもしくは否認するでしょう。

ペンギンは、まさしくこれと同じことをやります。

したがって、もしペンギンの悪影響を受けていることが明らかに疑われるなら、自分のサイトではなく自分のサイトにリンクを張っているサイトを調査する必要があります(ペンギンをよく知る人には当たり前のことでしょうが)。

ペンギンは、不自然なスパムリンクを検出した際には、評価を下げるかまたは無効化することにもイリェーシュ氏は言及します。

以前に説明したとおりです。

従来のペンギンとは異なり、順位を下げるペナルティ的な処置ではなくなったことも重要な点です。

リンクの元々の評価が 10 だとしたら、新しいペンギンは価値を完全になくして 0 にします。
対して以前のペンギンは、順位を下げることを念頭に -5 や -6 にしていました。

特にネガティブSEOに苦しむ人にとっては、嬉しい変更です。

以上が、動画チャットで明らかになったペンギンの追加情報です。
相変わらず、普段から真面目にサイト運営しているならまったく無関係の情報ですが、SEOブログの記事としては面白いネタでしたね。;)

おまけで、ペンギン関連の小話を付け足します。

ペンギン3.0からのリカバリのパートは展開完了

最新のペンギン更新には、前回までのペンギンの影響を受けていたサイトを回復させる部分も含まれています。

10月7日の時点で、あと2、3日で完了するだろうとのことでした。
したがってこのパートは、すでに展開が完了していると思われます。

リカバリが現れているとしたら、おめでとうございます。
これに懲りて、もう悪事は働かないようにしましょう。w

ペンギンはMLを使っていない

ペンギンアルゴリズムは、Machine Learning(機械学習)を採用していないそうです。

これこそどうでもいい話なのですが、MLを使っていた方が盛り上がりますよね。
Googleは、“モバイルファースト”から”AIファースト”へとシフトしているくらいですから。

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