LCPとCLSの要素をPageSpeed Insightsがスクリーンショット表示

[レベル: 中級]

PageSpeed Insights が LCP と CLS の要素をスクリーンショットとして視覚的に表示するようになりました。
Lighthouse が実装していた機能です。

LCP 要素と CLS 要素を目で見て確認

PageSpeed Insights の検証結果で LCP 要素と CLS 要素を目で見て確認できます。

LCP 要素の確認

「最大コンテンツの描画」要素』は LCP の対象となる要素を表します。
サムネイル画像が HTML コードとともに掲載されています。

「最大コンテンツの描画」要素

サムネイル画像をクリックすると拡大します。

「最大コンテンツの描画」要素

記事の見出しが LCP 対象になっています。

CLS 要素の確認

レイアウトが大きく変わらないようにする」は CLS の要素を表します。
LCP と同じようにサムネイル画像が掲載されています。

レイアウトが大きく変わらないようにする

レイアウトが大きく変わらないようにする

微小ではありますが、レイアウトシフトを発生させていると認識されました。

LCP や CLS に該当する要素がどれなのかを、ページに表示されている状態で確認できるのは、HTML コードだけのときと比べると格段にわかりやすいですね。

1 か月半延びたとは言え、コア ウェブ バイタルがラインキング要因に組み込まれる日が近づいています。
改善に利用するツールが使いやすくなっていくのはおおいに助かります。