米Googleウェブスパムチームのトップ、マット・カッツが今後数ヶ月の後に予定しているSEOに関係する変更について説明した。2回に分けて解説する。前編は「ペンギンアップデート」「Advertorial(アドバトリアル)」「特定のクエリへの対応」「リンクスパム対応」「より洗練されたリンク分析」。
Googleがペンギンアップデート更新を数週間後に実行予定。次世代ペンギンは大規模変動をもたらす予感。
Googleのマット・カッツ)氏は、数週間後にペンギンアップデートの更新を実行することを明らかにした。次の更新は大きな変動をランキングに発生させる可能性を秘めている。
デザインでウェブサイト制作会社を選んで失敗する7つのパターン【海外&国内SEO情報ウォッチ】
「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『デザインでウェブサイト制作会社を選んで失敗する7つのパターン』、『スマホサイトにありがちな6つのミス』、『グーグルのマット・カッツが指摘する、SEOにおける最も大きな間違いワースト5』など10記事+4記事。
GooglebotのアクセスをIPアドレスで確認するときには注意が必要、DNSリバースルックアップを使う
サーバーにアクセスしてきたクローラが本当にGooglebotかどうかを確認したいときにはIPアドレスだけを基にして判断するべきではない。DNSのリバース ルックアップ(逆引き参照)を用いて、そのIPアドレスがGoogleが所有するものかどうかを併せてチェックする必要がある。
Google、検索結果でのrel=publisherの利用はまだ予定していない
rel=“publisher”の設定を検索結果に反映させる予定は今のところ未定であるとGoogleがコメントを出した。構造化データテストツールではロゴが表示されるがツールで検証できるだけであって、実際の検索結果への利用は予定していないそうだ。
【ECサイト対象】モバイルサイトでもすべてのコンテンツを掲載するべき、省略してはいけない
モバイル向けサイトであってもPC向けサイトと同じ、すべてのコンテンツを掲載するべきであり省略してはいけない。モバイルショッピングサイトのユーザビリティに関する調査によればコンテンツの省略は時には悲惨な結果に終わることがある。
Googleが取得した特許を学ぶことに価値はあるのか?
Googleが何らかの特許を取得したからといって必ずしもその特許に書かれている仕組みを今利用しているとは限らないとGoogleのマット・カッツ氏は、SEOに取り組むウェブマスターに注意を促した。しかし特許はGoogleが目指す検索を理解するうえで非常に優れた学習教材であることも事実だ。
Googleアナリティクスのリアルタイムレポートにコンバージョンが登場
Googleアナリティクスのリアルタイムレポートに「コンバージョン」が加わった。「目標」で設定しているコンバージョンの発生をリアルタイムでチェックすることができる。
リンクの否認ツールでリンクが非承認とされたかどうかの効果を知ることはできない
リンクの否認ツールを使った際にその非承認リクエストの効果が出ているのどうかを調べることはできない。非承認は段階をへて処理が行われる。ウェブマスターツールで見ることができるものではないし、すべてのリンクがある特定の日にいきなり非承認として扱われるものでもない。
検索結果1位をクリックするユーザーは50%以上、検索結果に戻ってきたユーザーは下位の結果を5〜8倍クリックする
米Bingは、検索順位に応じたクリック率(CTR)の統計データと、それに対するBing検索の改良について公式ブログで解説した。「平均して、50%のユーザーが1位をクリックしている」「8位をクリックするのは1%未満」のほか「検索結果に戻ってきたユーザーが下位に表示されたページをクリックする率は5〜8倍に上がる」という興味深い事実も。