[対象: 全員]

ページのレイアウトを理解するアルゴリズムを改良したことをGoogleは公式アナウンスしました。

このページ レイアウト アルゴリズムの変更により、Above the Fold(アバブ・ザ・フォールド、スクロールせずに見える画面の範囲、ファーストビュー)にメインコンテンツがほとんどなかったり広告が多すぎるサイトの評価が下がります。

全検索に与える影響は1%未満で、100件の検索に1つ影響を与えるか与えないかくらいです。
ひょっとしたら、検索結果の変化に気付くユーザーがいるかもしれません。

ページ レイアウト アルゴリズムは自動化されています。

もしこのアルゴリズムに影響を受けてランキング下がってしまったと自分で判断して修正した場合は、修正を評価するためにサイト内の十分な量のページを再クロールして処理した後に変更が自動的に反映されます。

反映までにかかる時間は、サイトのページ数やGooglebotがどのくらい効率的にクロールできるかなどの要因に依存するので一概には言えませんが、一般的なサイトでは数週間ほどかかりそうです。

“アルゴリズム変更”と聞いて過敏に反応し、「Above the foldは何ピクセルまでのことを指すのか?」、「モニタの解像度は何を基準にするのか、1920×1080と1280×1024、1280×800のどれに合わたらいいのか?」、「多すぎるとはどのくらいか、何個の広告までなら許されるのか」などといったしょーもない質問が出てきそうです(というか出てきている)。

ページのファーストビューで見える場所に広告を配置するサイトがまったく普通に存在し、そういった配置の広告が収益化という点でパフォーマンスがいいことをGoogleは理解しています。

Above the foldに広告を設置するとペナルティを与えると言っているわけではありません(そもそもアルゴリズムによる評価基準の変更であって手動ペナルティではない)。

検索結果をクリックしてそのページに着陸したら、広告に埋もれていて自分が求めていたコンテンツ(情報)がどこにあるか見つけられないとか、下にスクロールしないとメインコンテンツが見えてこないといったようなユーザーエクスペリエンスを著しく損なうページが対象になります。

5個以内に抑えればいい、Abobe the foldの40%以内ならセーフ、そういった問題ではありません。

アフィリエイトASPなど特定の広告を固定で設定しているわけでもなく、アルゴリズムで完全に自動判断しています。

“知りたい情報をユーザーがすぐに見つけることができて、ユーザーの閲覧をじゃましない”レイアウトで広告を設置していれば何も心配する必要はありません。

普通の程度で広告を設置しているサイトが影響を受けることはなく、行き過ぎた程度の広告を設置しているサイトが影響を受けるのです。

アフィリエイト広告をベタベタ貼りまくったり、画面上部をAdsense広告が占拠したりしているようなサイトを持っているならレイアウトを見直してください。

どのくらいの割合のユーザーがどのくらいの範囲のAbove the foldを見ているのかを調べるためのBrowser SizeというツールをGoogleは提供しています。

自分のサイトのページがスクロールせずにどこまで見られているのかをディスプレイ解像度ごとに調べてみるといいでしょう。

Googleは、ページの構成要素をセグメント単位で見ることができるようになっていると以前から推測されていました。
関連する特許も出願しています。

ここはヘッダー部分、ここはサイドバー部分、そしてここがメインコンテンツ部分という区分けが、僕たち人間のように分かるということですね(なので、HTMLの上部に重要なソースを配置するとSEOに効果的だというテクニックはもう古びている)。

今回のページ レイアウト アルゴリズムを発表した公式ブログの記事タイトルは「Page layout algorithm improvement」となっています。

“improvement”(改良、改善)という単語が、新たに導入されたのではなくすでに存在していたことを証明しています。

「レイアウトがどんなふうになっているか、コンテンツの中で何が重要かも判断できるようになってきた」と今回のアナウンス記事を書いたGoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏は昨年11月のPubCon Las Vegasのセッションで話していました。

パンダ・アップデートでは、低品質評価される原因の1つが広告の設置方法にあると疑われています。

ただし今回のページ レイアウト アルゴリズム変更はパンダ・アップデートとは独立しており直接の関係はありません。

単独でのアルゴリズム変更になります。

でも興味深いのはパンダ・アップデート同様にページ単位ではなくサイト単位であるということです。

サイト内にページ レイアウト アルゴリズムに引っかかるページが多い場合は他のページも評価を下げられることがあるようです。

そのページだけではなくサイト全体が対象ということになります。

と言っても、1%未満の影響なので、上でも言ったように過剰に怯えることはありません。

広告を設置してマネタイズするのは僕もやっているように正当な経済活動です。

でもその前に来るのが訪問者に対する有益な情報提供です。

ユーザーを満足させたうえで、広告の存在に気付いてもらうようにサイトを運営していけば済む話です。

サイト管理者としての立場ではなく、ユーザーの立場になると今回のページ レイアウト アルゴリズムの改善はとても歓迎すべき変更ですよね。

僕たちにとって興味深いアルゴリズム変更ではあるけれど、ユーザー目線でSEOを施策していれば特定のアルゴリズムに右往左往することはありません。

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