Google Earthでサンタクロースを追跡

12月に入って、街はクリスマスムード一色ですね。

NORAD (北米航空宇宙防衛司令部) という米国とカナダが共同運営する軍事組織が、12月24日のクリスマスイブに、「サンタ カメラ」で世界中を飛び回るサンタとトナカイの画像と動画を映し出してくれるそうです。

この企画にGoogleが協力して、Google Earthを利用すると3Dでサンタを追跡できるようにしました。

サンタクロースを見たい人は、クリスマスイブにNORAD Tracks Santaにアクセスしましょう。

ところで、なぜ軍事組織がサンタクロースの追跡をするのでしょうか?

サンタを追跡する理由

50 年以上にわたり NORAD とその前身である CONAD (中央防衛航空軍基地) は、クリスマス イブのサンタの飛行を追跡してきました。

この恒例行事は、1955 年にコロラド スプリングスに拠点を置くシアーズローバック社が、子供向けに「サンタへの直通電話」を開設したときに、誤った電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まりました。サンタにつながるはずのその番号は、なんと CONAD の司令長官のホットラインの番号だったのです。子供たちからの電話を受けた当時の司令官ハリーシャウプ大佐は、サンタが北極から南に向かった形跡があることを部下にレーダーで確認させました。そして、電話を掛けてきた子供たちにサンタの現在地の最新情報を順次伝えたことから、この伝統が生まれました。

とのことです。

日本語ページも準備されているので、ぜひ訪問してみてください。
お子さんがいらっしゃる方は、当日一緒にサンタを追いかけてみてはいかがですか?

● NORAD TRACKS SANTA 2008