[レベル: 初〜中級]

Googleは、「アルゴリズムによるペナルティ」という考え方を持っていません。
また、サイトやページに加えられた変更が検索結果に反映されるまでにかかる時間は変更内容に依存するので、一律に定めることはできません。

アルゴリズムによるペナルティを受けて問題を修正したあとにリカバリまでにかかる時間を、9月8日の英語版オフィスアワーで、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)に参加者の1人が質問しました。

アルゴリズムのペナルティをサイトが受けたので改善したとしたら、結果が出るまでにどのくらいの時間がかかりますか?

ページが再クロールされるまでただ待っていればいいのですか? ランキングの調整の多くはリアルタイムですか? それともほかの時間的要素が関わっていますか?

アルゴリズムは“ペナルティ”ではなく“調整”

質問に回答する前に、ミューラー氏はひとこと忠告します。

まず一般的に言って、アルゴリズム的なペナルティ (algoritmic penalty) とは私たちは呼ばない。基本的には、検索がきちんと機能するようにアルゴリズム的に調整 (algorithmic adjustmetnt) しているだけだ。

コンテンツの品質が高いかどうかやスパムの問題を考慮に入れる必要があるかどうかなど、あらゆることをアルゴリズムで識別しようとする。

したがって、アルゴリズムによる順位下落は、なにか悪いことをやっているから特定のサイトの順位を下げようとするペナルティと呼ぶような類のものではない。正確に言えば、そのサイトにふさわしい検索順位をアルゴリズムは見つけ出そうとしている。

検索結果への反映は変更内容に依存する

続いて、本題の回答にミューラー氏は入ります。

変更後の変化が見えるようになるまでにはどのくらいの時間がかかるかについては、たいていはかなり速い。

だが、変更がすべて行われて落ち着き、その変更を考慮にいれるまでに多少時間がかかるアルゴリズムもある。たとえばサイト全体にわたって変更を加えたらより長い時間がかかるだろう。再インデックスや再処理などすべてが完了するのに2、3か月かかることがあるかもしれない。

一方で、titleタグの変更のように個別のページに対する変更なら、2、3日で反映されるだろう。

したがって、この変更をやったら1週間後、2週間後ぴったりに検索結果に反映されるという明確なラインを設られるものではない。

「アルゴリズムによるペナルティ」と呼ぶかどうかは、立場の違いによるでしょう。
Googleの立場では、決してペナルティではなくあくまでも検索順位を適切に調整した結果です。
ですが、(悪いことをやって)順位が下がったサイト管理者の立場からしたら、まさにペナルティでしょうね。

さて、サイトやページに加えた変更が反映されるまでにかかる時間については、ミューラー氏が言うように、定まったタイムフレームがあるわけではありません。

titleタグの変更にしても、そのページのクロール頻度にも依存します。
なかなかクローラがやってこないページであれば、2、3日ではなく2、3週間かかるかもしれません。
でもFetch as Google実行後にURLをインデックスに送信すれば、1日ほどで反映されることも普通です。

ドメイン名の変更を伴うサイト移転は規模が大きければ大きいほど、反映までに時間がかかりそうです。

ほかの例では、パンダアップデートペンギンアップデートは、常時稼働していないので、問題点を改善したとしても結果がわかるまでには半年以上、ともすれば1年近くかかります。
直近のパンダアップデート4.2は、前回の更新から10か月の間隔が空いたうえに、展開が完了するまでに数か月かかるとGoogleは言っていました(まだ完了していないっぽい)。

変更がいつ検索結果に反映されるかは、その変更内容やサイトの状況によります。
概して言っても、数日から数週間、数か月という幅広い開きがあります。

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