Twitterのツイートのなかにあるリンクを検索ランキングを決める要因としてGoogleは見ているという事実が明らかになったことを昨日お伝えしました。

Twitter関係の記事のせいなのか、はてブではそれほどブックマークされていませんが、Twitterでの言及はこのブログで過去いちばんの多さです(といっても、300ツイート未満ですけどね)。

多くの人に読まれることはブログを運営者としては喜びの1つです。
でもこの記事を読んで勘違いする人や悪知恵を働かせる人が出てきそうな気がしたので、今日は補足を兼ねたエントリを書くことにしました。

記事の中にも書いたように、Twitterのリンクを評価要因として取り入れてるといっても単に数を集めればいいということでは決してありません(評価に占めるウェイトも限定されている)。

リンク入りのツイートを発したユーザーの“Authority”(オーソリティ)が問われるのです。

オーソリティとは日本語で「権威」という意味です。
くだけた言い方をするとそのユーザーの「偉さ」になるでしょうか。

たとえばあなたが何か優れた功績を残したとしましょう。

それを称えるために、僕が手作りで賞状をこしらえてあなたにあげました。
一方であなたが住む自治体の長があなたに賞を与えました。
さらに内閣総理大臣があなたに国民栄誉賞を授与しました。

どれがいちばん重みがありますか?
僕の熱烈なファンだったら1つ目のがいちばん嬉しいかもしれませんが(笑)、常識的に考えると3つめの国民栄誉賞ですよね。
このなかではもっとも権威がある総理大臣が与える賞です(今の菅首相に権威がどのくらいあるかは置いといてw)。

Twitterのリンクも同じです。
大量に作成した実態のないアカウントにプログラムを使って自動ツイートさせても価値はゼロです。

あなたのTwitterアカウントにどのくらい“オーソリティ”があるかが重要なのです。
あなたのリンクをツイートしたTwitterアカウントにどのくらいの“オーソリティ”があるかが重要なのです。

被リンクを狙って無意味なツイートを連発しないでください。
SEO効果があるとうたって、ツイートを偽造するサービスやツールを売り出すインチキ悪徳SEO業者には絶対に引っかからないでください(見つけたらスパムレポート有料リンクレポートからGoogleに通報しましょう)。

そもそもTwitterからのリンクが被リンク・バックリンクとしてカウントされるわけではないようです。

Author authority is independent of PageRank

“発言者のオーソリティはPageRankとは独立している(関係ない)”

PageRankはよくご存知のとおり、そのページに張られているリンクをもとにページの重要度を算出するGoogleの有名なアルゴリズムです。

ツイートしたユーザーのオーソリティ、PageRankと比較しやすいようにここではAuthor authorityと呼んでおきましょう、PageRankとAuthor authorityは異なる指標です。

Twitterからのリンクが被リンクとして評価されるのではなくて、Author authorityの高いユーザーにリンクとして言及されることが評価対象になっていると考えられます。

Twitterのリンクにはnofollow属性が付きます。
推測の域を出ませんが、Twitterのリンクを評価要因にするというのは、「Twitterだけを例外扱いしてnofollowの効力をなくす」というのを意味するのではないはずです。

GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏やMaile Ohye(マイリー・オイェ)さんが、Twitterのリンクであってもnofollowが付いていたら評価しないと言っていたのは、ウソではないのでしょう。
※今思うと、Matt Cuttsが「Reputationうんぬんかんぬん」と答えてくれたのは、ひょっとするとAuthor authorityに関係することだったのかもしれません(その場では言ってることを十分に理解できなかった)。

TwitterのページをGooglebotがクロールするときは、他のウェブページと同じようにnofollow属性が付いていれば(外部リンクはすべてnofollow付き)、リンクグラフから除外するでしょう。
例外なしと考えます。

GoogleはTwitterと提携していてツイートの生のデータ(“Firehorse”と言います)を入手できます。
このデータにはnofollowなんて付いていません。
一般ユーザーに見えるツイートとして外部に公開されるときに、1つの処理としてnofollowが加えられるはずです。

この点で、Twitterのリンクを評価するのにTwitterのリンクにnofollowが付いているか付いていないかは関係ないのです。

「TwitterをSEOに利用するな」とは言いません。
僕たちにとってそれは無理な話ですよね。

でも僕たちが目指すべきことは、Twitterでリンクをばらまくことではなくて、

  • Author authorityの高いユーザーとしてツイートを流すこと
  • Author authorityの高いユーザーに言及されるようなコンテンツを作ること

この2つです。

どうやったらAuthor authorityを高めることができるのか、どうやったらAuthor authorityの高いユーザーを巻き込めるのか、これらは伝統的なSEOの領域をもはや超えていますね。

小手先の上位表示テクニックだけでは勝ち残れない時代が到来している証拠です。

さて、僕自身はAuthor authorityの高いユーザーなのでしょうか?

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Comments

  1. By 774 on

    鈴木さんはAuthor authorityの高いユーザーだと思いますよ。

    あと、記載するURLの信頼度なんかも見ていると感じます。

    ヤフーニュースなんかの記事はツイートを参考にして検索結果に速報的に期間限定で
    トップにきますし。

    リアルタイム検索は面白いですよね。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***

    あと、記載するURLの信頼度なんかも見ていると感じます。

    GoogleのURL短縮サービスのgoo.glでそういうのも調べているかもしれませんね。

    鈴木さんはAuthor authorityの高いユーザーだと思いますよ。

    :)

  2. By on

    本質的な意味を考えたら、ソーシャルメディアからのリンクほど評価に値するリンクは無いのですけどね。自作自演が横行する可能性を危惧すれば評価できるとは言えないですよね

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***

    ソーシャルメディアからのリンクほど評価に値するリンクは無い

    アクセスを生み出すのなら、nofollowが付いていようが付いていまいが関係ないですからね。
    そのとおりだと思います。

  3. By tomy on

    SEO的に、URL短縮サービスを利用したリンクが良いのか、URLそのままがいいのか。
    Twitterを始めたばかりで迷ってます。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    今日のエントリを参照してください。

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