Googleが、不自然なリンク、たとえば自作自演リンクを検出してウェブマスターツールのメッセージセンター経由でサイト管理者に警告メッセージを送信するようになったと思われます。

WebmasterWorldのサブスクリプションエリア(有料購読エリア)でのスレッドで得た情報なので全内容の公開は控えますが、いずれGoogleから公式発表があるはずなので概要を伝えることにします。

フォーラムメンバーの1人がウェブマスターツールで実際に受け取ったメッセージで、スクリーンショットを公開しています。

警告メッセージは次のような件名で送られてきます。

Google Webmaster Tools notice of detected unnatural links on http://www.example.com/

Googleウェブマスターツールは http://www.example.com/ で不自然なリンクを検出したことを通知します

※意訳してます

本文の内容は冒頭で説明したとおりです。

「ガイドラインに違反した箇所が見受けられるので、修正して再審査リクエストを送信しなさい」と指示しています。
違反の原因として特に疑っているのが、PageRankを操作しようとして他のサイトに張っている自作自演リンクのような不自然なリンクです。

「PageRankを操作」というのは、検索順位を上げることを目的としているという意味ですね。
自作自演リンクが張られているサイトではなく、自作自演リンクを張っているサイトに届く警告のようです。

そしてスレッドにはGoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が登場し、警告メッセージが本物である事を認めています。

PubConラスベガスのセッションで話したように、ガイドラインに背いていると考えられるサイトへの透明性を増す取り組みの一環だそうです。

スパムに関連するGoogleウェブマスターツールの機能を近日中に追加するとのことでした。
今よりも多くの警告メッセージが届くようになるそうです。

警告を受けたサイト管理者は、自分が管理する姉妹サイトや関連ビジネスのパートナーサイトへ発リンクしているだけで、ガイドラインに違反するようなリンクは一切張っていないとして、途方にくれています。
検出能力がまだ未熟なのか、それとも基準がかなり厳しいのか、どちらでしょうか?

今回の警告は不自然なリンクが張られているサイトではなく、張っているサイトへの送られるものです。
しかし張られているサイトも当然認識しているでしょう。
警告を受けたサイトから張られているリンクは、無価値にされているかもしれませんね。

またMatt Cutts氏は、“ある種類のリンク”には特に注意した方がいいと補足しています。

なお警告メッセージを受けたサイトは、今のところインデックス削除されていないようです。

さて、自作自演リンクによる不自然なリンクに対するGoogleウェブマスターツールからの警告メッセージ通知の導入が公式アナウンスされるのはいつになるでしょう?
近いうちに出て詳しい説明が聞けることを期待したいですね。

不自然なリンクをどのくらい的確にGoogleが見破ることができるのかが最大の関心事ですが、自作自演リンクのみに頼っているサイト管理者は覚悟しておいたほうがよさそうです。
ナチュラルリンク獲得に向かうのか、バレないためのさらに巧妙な手口を作り出すのか、2011年の重要なタスクになるでしょう。

ひょっとしたら、日本でもすでに警告を受け取ったサイト管理者がいるかもしれません。
もしあなただったら、警告メッセージのスクリーンショットをぜひ僕にくださいw

【UPDATE】
英語での警告メッセージ全文を掲載します。

Dear site owner or webmaster of http://www.example.com.

We’ve detected that some of your site’s pages may be using techniques that are outside Google’s Webmaster Guidelines.

Specifically, look for possibly artificial or unnatural links pointing to your site that could be intended to manipulate PageRank. Examples of unnatural linking could include buying links to pass PageRank or participating in link schemes.

We encourage you to make changes to your site so that it meets our quality guidelines. Once you’ve made these changes, please submit your site for reconsideration in Google’s search results.

If you find unnatural links to your site that you are unable to control or remove, please provide the details in your reconsideration request.

If you have any questions about how to resolve this issue, please see our Webmaster Help Forum for support.

Sincerely,

Google Search Quality Team

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Comments

  1. By mu-sama on

    こんばんは、これは大変なことですね。だって、サイトを作ってインデックスさせるのに、リンクを送りますよね。 これでも自作自演何でしょうか?さらに、姉妹サイトとして、自サイトから紹介のリンクも貼りますが、これでも自作自演と言われてしまうことになりますね・・

    これじゃやりようがないですよね・・・・
    今後の動向が気になります。

    しかし、どんなに被リンクが少しでも、コンテンツがユーザーの目的に合ったサイトであれば、被リンク1でも上位表示されるんでしょうか?

    どちらにせよ、記事を読ませてもらいました。 ありがとうございます。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    「自作自演」といってもさまざまです。
    中身のないうすっぺらな、被リンクのためだけのサイトはNGでしょう。
    でも、たとえば僕がSEOサービスを提供するサイトを立ち上げたとして、このブログからそのサイトにリンクを張っても警告を受けない自信があります。
    どこからがNGでどこまでがOKかは、Googleのみぞ知るですね。

  2. By mu-sama on

    回答ありがとうございます、なるほど、コンテンツありきって事ですね!
    しっかりしたサイトから姉妹サイトへのリンクは普通にOKって事と言うことでしょうね。

    当然アンカーテキストだらけのコンテンツがわけのわからないブログはNGってことですね。

    しっかりしたコンテンツの中から少しのアンカーテキストでの自作自演?!リンクならOKってことですね。
    だって、ウィキペディアだって自サイトからたくさん自サイトへアンカーリンクしていますよね。ああいうやり方ならOKってことですね、ウィキペディアのようなリンク形態は、自サイト内の記事参照という意味のリンクだからようは、堂々と自サイトへリンクするのはOKってことになりますね。
    なら、グループサイトと、堂々とリンクしていこうと思います。

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