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Google は、Signed HTTP Exchanges (以下、SXG) を有効にした検索を正式に公開しました。
2018 年 11 月下旬に試験用のデモ検索を公開していましたが、通常の検索で SXG が現在は有効になっています。

SXG は、AMP キャッシュにアクセスした際に AMP CDN から返されるキャッシュの URL ではなく、オリジナルの AMP コンテンツを配信している本来のサイトのドメイン名の URL で表示するための技術です。

自分のドメイン名の URL で表示できない AMP キャッシュ

検索からアクセスした AMP ページの URL はたとえば、次のようになっています。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.example.com/amp/sxg.html

これは、自分のドメイン名ではなく Google が管理する www.google.co.jpAMP CDN サーバーから AMP キャッシュが配信されているためです。

ドメイン名が自分のサイトではないため、Cookie の引き継ぎができず AMP ページはアクセス解析が不正確になったり、Cookie をもとにしたパーソナライズが難しくなったりするという問題を抱えています。

現在は、Google 検索からのアクセスのみに対して Google アナリティクスが対応しています。
しかし AMP は Google 検索以外でも使われているし、アクセス解析ツールは Google アナリティクスだけではありません。

SXG を構成すれば、AMP キャッシュが別ドメインから配信されることによって生じすさまざまな問題を一挙に解決できます。

SXG が有効になった Google 検索

冒頭で紹介したように、Google 検索で SXG が有効になりました。
SXG に対応したサイトは、オリジナルの URL で AMP ページを表示できます。

Yahoo!トラベルがいち早く SXG 対応しています。

AMP⚡マークが付いた Yahoo!トラベルの AMP ページが、本来の travel.yahoo.co.jp ドメイン名の URL でブラウザに表示されていることを確認してください。

表示上の URL は travel.yahoo.co.jp ですが、実際には Google サーバーが管理する AMP キャッシュが配信されています。
高速表示を可能にするキャッシュの利点はそのままです。

Yahoo! Japan が SXG を有効にした検索を試験公開

SXG 検索を Google は を正式に公開する一方で、Yahoo! Japan が試験公開を始めました。
https://yahoo.jp/yjsxgdemo からアクセスできます。

SXG に対応した AMP ページには、AMP⚡マークのとなりに「SXG」のラベルが付きます(本番でどうなるかは不明)。

Yahoo 検索の SXG デモ

Yahoo! 検索も Google 検索と同様に、キャッシュ URL ではなくオリジナルの URL で AMP が表示されます。
検索結果の URL とブラウザの URL が一致していることに注目してください。

SXG に対応した AMP を配信するにはサーバーを構成する必要があります。
技術ドキュメントが公開されています。

Yahoo! Japan の SXG への取り組みが昨日の AMP Conf のセッションで紹介されました。
SXG を構成する際に非常に役立つでしょう。

SXG を自分で構成できないときは Cloudflare

SXG はすばらしい技術なのですが、はっきり言って個人レベルで導入できる人はほとんどないでしょう。
企業レベルであっても、優秀なエンジニアが必要です。

1つの解決策は、CDN サービスの Cloudflare を利用することです。
ボタンを 1 つ ON にするだけで、あなたのサイトが SXG 対応になります。

今のところは Cloudflare だけが SXG をサポートしますが、大手の CDN サービスにも働きかけているということです。
また、CMS のプラグインとしても提供できないか可能性を探っているそうです。

AMP Conf での SXG をテーマにしたもう 1 つのセッションも参考になります。

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