Google、Search Consoleの検索アナリティクスでAMP対応ページのレポートを提供開始

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Google Search Consoleの検索アナリティクスがAMPに対応したページへのトラフィックのデータをレポートするようになっています。

同一ドメイン内でもAMPトラフィックをレポート

Cyber Agentの木村さんが、アメーバブログでのAMP導入状況を公開した記事で、AMPページのトラフィックデータを検索アナリティクスが提供し始めていることにも触れています。

ただ、アメブロの場合はAMPを別ドメイン(サブドメイン)で提供しており、AMPサイトは単体のサイトとしてSearch Consoleに登録しています。
独立したサイトなのでレポートに出ているのかと思ったのですが、そうではないようです。

本サイト(このブログ)の配下にサブディレクトリを追加してAMPコンテンツを配信している僕のブログでも、検索アナリティクスのレポートに出ていました。

下のキャプチャは、「/amp/」を含むURLでフィルタした結果です(僕のブログでは、WordPressのAMPプラグインを使用しており、AMPページには標準のURLの終わりに「/amp/」が追加される)。

5月5日からデータが出ています。

検索アナリティクスで「/amp/」を含むURLでフィルタした結果

「google」の検索クエリでAMPカルーセルに掲載されることがしばしばあるので表示回数がかなり多くなっています(たぶんこの記事も掲載されると予想)。

とはいえ、「google」で検索するユーザーが僕のブログのSEO記事を興味を持つとは思えず、クリック数は微々たるものです。
CTRは0.1%にすら届きません。w

GoogleアナリティクスはAMP対応しているので、Googleアナリティクスでも検索トラフィックを知ることは可能です。
ですが、通常の検索トラフィックと同じで、検索クエリを知ることは不可能です。

AMPページは、通常のクエリでは1ページ目に出ないようなクエリでも1ページ目に表示されることがあります。
僕のブログの「google」がいい例ですね。

検索アナリティクスを使えば、どんなクエリでどのページが表示されているのかを簡単に調べることができます。
したがってAMPコンテンツを配信しているパブリッシャーにとっては、検索アナリティクスがAMPトラフィックをレポートするようになったのはたいへん嬉しいニュースです。

あなたもAMPを導入済みなら、Search Consoleで検索アナリティクスをチェックしてみてください。

【UPDATE】
予想どおり、「google」の検索クエリでこの記事がAMPカルーセルに出てきました。
「google」の検索クエリでこの記事がAMPカルーセルに出てきた