[レベル: 中級]

rel="prev" および rel="next" のリンク要素のサポートを終了したことを Google は Twitter で告知しました。

rel=”prev/next” はページネーションした一連のページの繋がり関係を Google に伝えるための仕組みです。
2011 年 9 月に Google はサポートを開始しました。

ウェブマスター向けブログでの当時のアナウンス記事には、サポートを終了した旨の注釈が追記されています。

注: 本機能(rel=”next” と rel=”prev”)につきましては、Google 検索でのサポートを終了しました。

ヘルプページは既に削除されています。
今はもうアクセスできません。

サポート終了は数年前から

「サポートを終了した」と直近の出来事のように書きましたが、実際のところはすでに数年前からサポートを打ち切っていたようです。

ページネーションしたコンテンツには rel=”prev/next” を構成するようにとヘルプページやオフィスアワーで Google 自身が数年来アドバイスしてきたにもかかわらず、実は、とうの昔から使われていなかったのです。

意図的に隠蔽していたわけではないようです。
担当するエンジニアチームと、僕たちウェブマスターたちとコミュニケーションを取るチーム(たとえば、ジョン・ミューラー氏)との連携がきちんと取れていなかったそうです。

意思疎通が図れていなかったことに対して Search Engine Land からの問い合わせへの返答で Google は謝罪しています。

We apologize for any confusion. This was an oversight and something that we should have communicated proactively before taking down the documentation

ページネーションしたページは独立したページとして扱われる

理由はどうであれ、 Google 検索におけるインデックスのシグナルとしては rel=”prev/next” はもはや何の効力も持ちません。

繰り返します。
まったく、使われていません。

ページネーションした、2 ページ目、3ページ目のページは、それぞれ独立したページとして扱われます。
rel=”prev/next” によって、一連のページとして他のページと繋がっていると Google が認識したり、評価を統合したりことはありません。

ページネーションしていても各ページは単独のページとして評価されます。
クエリに対して関連性が高ければ、2 ページ目や 3 ページ目、あるいは 16 ページ目でさえ検索結果で 1 ページ目よりも先に出てくることがありうるでしょう。

特別な対応は不要

rel=”prev/next” のサポートを Google が終了していたからいって特別な対応は不要と考えます。

まず、Bing は依然として rel=”prev/next” をサポートしています。

評価の統合あるいはランキングシグナルとしては用いていないものの、ページの発見とサイト構造の理解に役立てているということです。

少なくとも日本においては大多数のサイトにとって Bing からの検索トラフィックが多いとは思いませんが(笑)、ゼロではないはずですから残しておくべきでしょう。

Google 検索において rel=”prev/next” が存在していも害になることはありません。

Google 検索に対してやれることがあるとしたら、2 ページ目、3 ページ目が検索結果に出て、ユーザーが着地しても有用なページとして機能するように、title タグを適切に構成する、リストページであればアイテムを羅列するだけではなく、何のページなのかがわかるように説明をページ上部に配置しておくといった施策が考えられます。

ページネーションしたページの URL の発見に関しては、フッター部分のページネーションリンクとサイトマップが役割を果たします。

「こういう大事なことは頼むから事前に言ってくれよ」というやるせない気持ちの方も多いとは思います。
いずれにしても、この記事で書いたとおりです。

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