escaped_fragmentに代わるAjaxサポートの新仕様は9月までには公開か?

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Googleは、Ajaxのクロール/インデックスに対応する新しい仕様を9月までには公開できるようです。
Ajaxコンテンツをクロールするためのスナップショットの作成はもはや必要ないとしつつも、URLを「?_escaped_fragment_=」に置き換えたスナップショットを作成する仕様を推奨構成として現在も引き続き公開しています。

今四半期中の完成に向けて実験中

AjaxやSPAなどJavaScriptフレームワークを使って生成するコンテンツに対してスナップショットを作る必要は今はないとGoogleは言っています。

それなのに、_escaped_fragment_をURLに含むスナップショットを事前に準備する構成のドキュメントをいまだに公開しているのはどうしてなのでしょうか?

GoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリーズ)氏はStack Overflowで次のように説明しています。

The documentation is still there because we’re running indexing experiments to make sure we don’t break the world when we remove the support for _escaped_fragment. Once we’re completed (likely this quarter), we’re going to remove the documentation as well, and publish a blogpost which essentially will say “do whatever is easier for you, just not escaped_fragment”

_escaped_fragmentのサポートを廃止したときにとんでもない問題が発生しないようにインデックスの実験を行っているので、ドキュメントをまだ公開している。完成したら(おそらくこの四半期)、ドキュメントを削除し、同時にブログ記事を公開するつもりだ。基本的には、「escaped_fragmentじゃなくてもっと簡単な方法でやりなさい」という内容の記事になるだろう。

今四半期(this quarter)とのことなので、9月いっぱいまでにはということになりますかね。

現在の推奨構成を終了して新しい仕様を提供する予定であることをイリーズ氏が明かしたのは、今年の3月でした。
早ければ(明かした時点から)1週間後程度での詳細発表とのことだったのですが、思いのほか時間がかかっているようです。

でも秋がやって来る頃には新しい仕様にお目にかかれそうです。

依然として問題が残る

ほとんどの状況において、Googlebotは、JavaScriptを実行しそれによって生成されるコンテンツをクロール可能になっています。
スナップショット作成のように、サイト側では検索エンジン向けに特別な構成を適用する必要はありません。

そうはいっても、いかなる状況であっても完璧と呼べるレベルにまでは到達していません。
Googleの長山さんにフィードバックされたケースをWeb担当者Forumのコラムで取り上げました。

また、JavaScriptを使った無限スクロールは特に苦手とする構成のようです。

それでも、イリーズ氏のコメントを読む限りでは最終段階に入っていると期待できそうです。