Google“もしかして”検索の機能強化 、日本でも確認

昨日投稿した「AdSense for domains」の記事へのコメントで、【SEO対策の薬箱】の藤井さんがGoogleの新しい検索機能について、報告してくれました。

ところでさきほどから、Google日本の「もしかして」検索が拡張されているみたいです。

「くすりばこ」「udoku」「suzukikenchi」で検索すると、もしかして「薬箱」「sudoku」「suzukikenichi」の上位2つがスポンサードリンクみたいに上位に表示されます。

Googleは、ユーザーが入力間違いで検索したときの補助機能として、「もしかして:」というフレーズの後に、正しいと思われるキーワード候補を提示してくれます。

この「もしかして」機能が拡張されたのです。

修正候補を教えるだけではなく、修正したキーワードでの検索結果を2つ返すようになっています。
そしてその下に、入力したキーワードでの検索結果が表示されます。

▼「小浜大統領」を「オバマ大統領」に修正して上位2件を結果表示
もしかして「オバマ大統領」

▼「くすりばこ」を「薬箱」に修正して上位2件を結果表示
もしかして「薬箱」

「もしかして」修正検索機能の拡張は、昨年12月に一部のユーザー(UKだけ?)で観測されていましたが、日本でも幅広いキーワードで確認できるようになっています。

Googleサジェストのローマ字補正機能と合わせて、Googleはユーザーエクスペリエンスの向上を絶えず続けているようです。

スペルミスを狙った“せこい”SEOも、そろそろ無意味ですね。(笑)

とはいえ、「もしかして」で提示されるキーワードは必ずしも正しいとは限らず、ユーザーの意図に反した修正結果を返すこともあります。

入力したキーワードでの正確な結果を知りたい場合は、キーワードの前に「+」を付けます。
すると補正されることなく、検索してくれます。

▼「+小浜大統領」で検索
「+小浜大統領」のSERP