数日前に、GoogleはFortune500に掲載されるようなブランド力のある超一流企業を、検索結果の上位に表示する傾向を強めてきたようだとお伝えしました。

WebmasterWorldでのスレッドがソースでしたが、SEO Book.comのAaron Wallはもっと断定的に、Googleのブランド重視への偏向を指摘しています。

The January 18th Google Update Was Bigger Than Florida, but Few People Noticed it

“1月18日のグーグルのアップデートは、フロリダよりも大きかった。しかしほとんどの人は、それに気付いていなかった。”
※Florida(Update)は、Googleが2003年に実行した大規模なアルゴリズム更新

brands that just started ranking.

“ブランドがまさに上位表示し始めた。”

the trend is clear – Google is promoting brands for big money core category keywords.

“流れはハッキリしている。Googleは、大きな金になる核カテゴリのキーワードに対して、ブランドを奨励している。”

Aaronは、ビッグキーワードでブランドサイトが上位に表示されるようになった例をいくつか示しています。

下の2つは、それぞれ「airline tickets」と「watches」のキーワードで最近ランキングがアップしたサイトのデータです。

Airline ticketのランキング

Watchedのランキング

その他の例は、元記事をご覧ください。

有名な企業が、名を連ねているのが分かるでしょうか。

Googleがブランドを重要視するようになる理由として、Google CEOのEric Schmidt(エリック・シュミット)氏の発言を引用しています。

The internet is fast becoming a “cesspool” where false information thrives, Google CEO Eric Schmidt said yesterday. Speaking with an audience of magazine executives visiting the Google campus here as part of their annual industry conference, he said their brands were increasingly important signals that content can be trusted.

“Brands are the solution, not the problem,” Mr. Schmidt said. “Brands are how you sort out the cesspool.”

“Brand affinity is clearly hard wired,” he said. “It is so fundamental to human existence that it’s not going away. It must have a genetic component.”

“インターネットは、誤った情報がはびこる「汚水溜め」に急速になりつつある。“
Googleというブランドは、コンテンツが信用できることを示す合図として、ますます重要になった雑誌のブランド力は、コンテンツの信頼性を示すシグナルとしてますます重要になりつつある。”
”ブランドは解決策であって、問題点ではない。”
“ブランドは、汚水溜めを分別する手段だ。”

※最後の文、うまく訳せません。“人間の「ブランド好き」は脳の配線がそうなってるからだ。人間の基本的な性質であって、今後も無くならないだろう。遺伝的要因があるに違いない。”

Googleがブランドサイトを優待するようになったのが事実なら、「ブランド」をどのように定義するのかが気になるところです。

WebmasterWorldでは、この点についてもディスカッションされています。

可能性として考えられるのは、オンライン・オフラインでの有名度、ソーシャルメディアや比較サイトでの言及度、そして張られたリンクの数は言うに及ばずですが、ブランドとアンカーテキストを組み合わせたアンカーテキストが要素になっているかもしれません。

また、広告の露出度も問題になってくることもあり得ます。

Googleがブランド優先主義に走ったとしたら、多くのサイト管理者からは不平不満が噴出しそうです。

WMWのアドミニストレータ、tedster氏は次のようにコメントしています。

They are not running a ranking contest, after all, but a service for their end users. If the end users seem happier with branded results it makes sense to me that they would look harder at this area.

”彼ら(Google)はランキングのコンテストをしているわけではない。結局はエンドユーザーのためにサービスを提供しているんだ。エンドユーザーがブランド化した結果に満足するなら、彼らはもっと熱心にこの分野に着目するように思える。”

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Comments

  1. By on

    これはまったくもって正論ですね。
    取り組んでいるでしょうし、取り組むべきだと考えます。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    僕たちが、「航空券」や「生命保険」という超ビッグキーワードで勝負することはまずないでしょから、悪影響はなさそうですよね。
    ユーザーとしてもそのほうが役立ちますね。

  2. By on

    “Brand affinity is clearly hard wired,” he said. “It is so fundamental to human existence that it’s not going away. It must have a genetic component.”

    「人間の「ブランド好き」は脳の配線がそうなってるからだよ」「人間の基本的な性質であって、今後も無くならないだろうね。遺伝的要因があるに違いないよ」

    hard-wiredは電子回路基盤にハンダ付けされているイメージですね。エリック・シュミットの出自はエンジニア畑です。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    下のコメントともども、適切な日本語訳をありがとうございます。
    記事を修正しました。

    英語を使いこなしているんですね。
    また助けてください。(笑)

  3. By on

    The internet is fast becoming a “cesspool” where false information thrives, Google CEO Eric Schmidt said yesterday. Speaking with an audience of magazine executives visiting the Google campus here as part of their annual industry conference, he said their brands were increasingly important signals that content can be trusted.

    “インターネットは、誤った情報がはびこる「汚水溜め」に急速になりつつある。“
    “Googleというブランドは、コンテンツが信用できることを示す合図として、ますます重要になった。”

    2番目の文は次のように訳す方がよいと思います。

    Googleが毎年開催している業界向けカンファレンスのためにキャンパス(社屋)を訪れた雑誌出版社の経営陣達に対し、GoogleのCEOであるエリック・シュミット氏は「雑誌のブランド力は、コンテンツの信頼性を示すシグナルとしてますます重要になりつつある」と語った。

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