明日、nofollow属性に関する記事を投稿する予定です。
メルマガでは、たびたびnofollowを取り上げていて、ブログ非公開のバックナンバーをアップします。

・メルマガ #125(2008/01/27発行)のバックナンバー
※一部編集

さて、今日は僕のメルマガでおなじみの「nofollowタグ」についてです。

「nofollow」について、一応確認。

正しくは、「nofollow“属性”」ですね。

<a>タグに付ける属性値で、こんなふうに記述します。

<a href="http://www.suzukikenichi.com/" rel="nofollow">

こうすると、サーチエンジンは「nofollow」が付いたリンクを価値のないものとして無視します。

有効なリンクとみなさないんですね。

したがって、検索順位を上げるためのバックリンクとしての効果はないわけです。

そもそもGoogleが、有料リンク対策として独自に導入したものですが今では、Yahoo!もサポートするようになりました。

公表されたばかりの新しいHTMLバージョン5のドラフト(草稿)でも、nofollow属性が新規に追加されてます。

これが、nofollowについての概要です。

大丈夫ですね。

じゃ、本題に入ります。

「nofollow」リンクって、本当に価値がないの?
「nofollow」リンクでも、ランキングを上げる効果があるように思える事例があるけど、どうなの?

海外のサイトを見てると、こんな話題がたびたび登場するんです。

僕がチェックしてる海外のSEOフォーラムのHigh Rankingsでnofollowについてディスカッションが始まって、真相解明のためにメンバーがテストを行いました。

そのときの結果をお伝えします。

どんな実験をしたかを簡単に言うと、

他にありえないような語句、たとえば、「らいじい他事大アイ」みたいな意味不明の語句のアンカーテキストで、nofollowリンクを貼ったとします。

そして、「らいじい他事大アイ」で検索したら、リンク先のページが検索結果に表示されるかどうかを調べました。

リンク先のページのコンテンツには、「らいじい他事大アイ」という語句は、含まれてません。

アンカーテキストの語句が、キーワードとして重要視されるというのはご存知のとおりです。

「Click here」でAdobe(アドビ)のサイトが1位表示、「18歳未満」でYahoo!やGoogleが、上位表示される理由ですね。

話を戻します。

で、結果はどうだったかというと、「らいじい他事大アイ」での検索結果にリンク先のページは表示されませんでした。

表示されたのは、リンクを貼ったページです。
コンテンツにアンカーテキストとして、「らいじい他事大アイ」が存在するからですね。

というわけで、Googleが公式に表明しているように、nofollow属性が付いたリンクは効果がありません。

もうちょっと細かく言うと、nofollowが付いたリンクは、ページランクを渡しません。
※ここで言うページランクは、Googleツールバーで見えるPageRankじゃなくて、ウェブページが持つ価値・評価のこと。SEO俗語で「Link Juice(リンク ジュース)」とも言う。

そして、アンカーテキストで示されたキーワードも、意味をなしません。
※アンカーテキストによる評価を「Link Reputation(リンク レピュテーション)」と言う。

nofollowが付くと、やっぱり意味がなくなっちゃうんですね。

この話にはまだ続きがあります。

nofollowリンクは、確かにリンクとしての価値はないんですが、クローラはリンクをたどってリンク先のページをインデックスしちゃうんです。

言ってることが分かりますか?

Googleの説明では、nofollowリンクは、リンクとしては無視されるというように読み取れるんですね。

でも、実際にはリンクとしてはきちんと認識していてリンク先のページにアクセスするんです。

これは、新たに分かった事実です。

「No Follow(=たどらない)」というのは間違ってると指摘するコメントもありました。

たとえて言うならこんな感じです。

・道端に財布(=リンク)が落ちていました。
・あなた(=クローラ)は財布を見つけます。
・でも中身を見ると、空っぽ(=nofollow属性が付いてる)です。
・なので、拾うのをやめてそのまま捨てました(=ページランクとリンクレピュテーションを渡さない)。

どう、分かりやすいでしょ?(笑)

ここで、「でも、その財布がグッチやプラダの財布だったら、空っぽでも価値はあるから、自分だったら拾うな」と突っ込みを考えたあなたは鋭い!

同じnofollowリンクでも、僕が昨日自分のドメインのウェブページに貼ったnofollowリンクと、WikipediaやYahoo! Answersのようなオーソリティサイトに貼られたnofollowリンクは、同じように価値がないとみなされるんでしょうか?

前者は、安物の財布で、後者は、ブランド物の財布ってことです。

フォーラムでは、こんな疑問も出ていました。

真相は、分かりません。
調べるのは難しそうですもんね。

どう思います?

今日のまとめです。

  • nofollow属性が付いたリンクは、検索順位を上げるためのリンクとしては、役に立たたない
  • でも、nofollowが付いていても、クローラは、リンク先のページを訪れる
  • サイトのオーソリティ・信頼度によっては、nofollowリンクの扱いに違いが出る可能性は否定できない

P.S.
2007年12月時点での内容です
アルゴリズムが変更していることもありえます。

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次のエントリも読むとSEOにさらに強くなります。

海外SEO情報ブログTOPGoogle SEO › nofollowの実態

Comments

  1. By on

    いつも参考にさせていただいております。

    Youtubeで以下のようなものをアップし、

    http://jp.youtube.com/watch?v=c3WRGx9Z_0U

    右サイドにあるアンカーからリンクして、クローラーが巡回するか、2ヶ月ばかりテストしていました。

    Googleは、nofllowがついていても、巡回してくれ、インデックスされます。しかし、1週間ほどで、インデックスから消えてしまいました。

    上記のYoutubeは、週に1回程度キャッシュが更新されるようですが、その後、リンク先へは巡回しないようです。

    コンテンツが無いと判断されたのか、nofllowがついていると、頻度が落ちるのかはわかりませんが。。。

    Yahooは巡回すらしないようです。もう一ヶ月程度様子をみようかなと思いますが。。。

    *** Reply form Suzuki Kenichi ***

    興味深い結果報告ですね。

    nofllowがついていても、巡回してくれ、インデックスされます。

    はい、これは現状では事実だと認識しています。

    nofllowがついていると、頻度が落ちるのかはわかりませんが。。。

    可能性はありますね。

    Yahooは巡回すらしないようです。

    これは意外です。
    Yahoo!は、nofollowをサポートしていると言ってはいるものの、たどるどころか有効なバックリンクとして評価すると感じてました。

    また、何か分かったらぜひ教えてください。

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