[対象: 中級]

Googleが最後のペンギンアップデート (2.1) を実行したのは、昨年の10月4日でした。
間もなく10か月がたとうとしています。

どうして次の更新が滞ったままなのでしょうか?
ペンギンアップデートはもう更新しないのでしょうか?

ペンギンアップデートを更新しない(できない?)理由

パンダアップデートに注力

GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏は、今年6月のSMX Advancedで、次回のペンギンアップデート更新について尋ねられたとき次のように答えました。

パンダアップデートにもっと力を入れたい(から、ペンギンアップデートは後回し)。

次世代型となるパンダアップデート4.0をGoogleはちょうど実行したばかりで、そちらにリソースを割くことにしたのが理由の1つです。

ネガティブSEOの抑止

考えられる別の理由は、ネガティブSEOによる被害を抑えるためです。

Search Engine RoundtableのBarry Schwartz(バリー・シュワルツ)氏が、ペンギンアップデートの更新が途絶えてもうすぐ300日が経過することを記事に書きました。

この記事のコメント欄に、ペンギンアップデート更新が実行されない理由を今年3月に開催されたSMX Westでマット・カッツ氏に直接尋ねた人物が書き込んでいます。

次のような回答をマット・カッツ氏から得たとのことです(意訳してます)。

ペンギンのアルゴリズムは、ネガティブSEOを悪用した影響を受けやすい。
不正なリンクを本当に集めたかを確信できないサイトの順位も下げてしまうかもしれない。

マット・カッツ氏は、ペンギンがネガティブを助長してしまう可能性があることを昨年のPubCon Las Vegasでも警戒していました。

ネガティブSEOに関しては何年も何年も考え続けている。別の人を攻撃できないようなアルゴリズムを設計しなければならない。

ペンギンに関して言えば、検索結果から削除するだけではなくネガティブな影響を与えることもあり得た(スパムだけではなく、悪くないサイトまで評価を下げてしまう)。だからとても慎重になった。潜在的なネガティブSEOを最小限にするために、いくつかの側面で強くやりすぎないようにした。

また、今年のSMX AdvancedではネガティブSEOについて次のようにコメントしました。

ネガティブSEOのことはわかってる。
防ぐアルゴリズムを作っている。ペイデイローンアップデートにもそういうのを組み込んだ。

ペイデイローンアップデート (3.0) には、ネガティブSEO対策の仕組みが組み込まれているようですが、ペンギンアップデートに関してはまだ不十分なのかもしれません。

なおマット・カッツ氏は、「ペンギンアップデートの影響を受けたサイトは過去にスパム行為を働いてきたので、順位が下がったまま状態が続いても気にしない」ともコメントしたそうです。

ペンギンアップデートの更新は必ずある

ペンギンアップデートはもう更新しないとの噂もあるようですが、更新を必ず実行するとGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏は明言しています。

なかには、生成されるデータを入念にチェックしなければならないアルゴリズムもある。ペンギンアップデートはそのなかの1つだ。だから実施までに、8~9か月くらいだろうか、そのくらいの時間がかかる。

エンジニアたちは次の更新のために取り組んでいる。ある時点で必ず実行されるだろう。

「生成されるデータを入念にチェック」には、ネガティブSEOの影響がないことを確実にすることも含まれているとも推測できます。

問題は次の更新がいつになるかです。
残念ながら、タイミングに関してミューラー氏は具体的には言及していません。

ネガティブSEOの問題を完全に克服できたときに、次のペンギンがやって来るのかもしれません。

このエントリーが役に立ったらシェアしてください

[Ads & Featured Contrents]

次のエントリも読むとSEOにさらに強くなります。

海外SEO情報ブログTOPGoogle SEO › Googleがペンギンアップデートを更新しないのはネガティブSEOを恐れるから?

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


▲ページの一番上に戻る