個人ブロガーなら今すぐ設定したい、著者情報(Authorship)が遂に日本のGoogleでも導入開始

[対象: 上級]

Google日本 (google.co.jp)で著者情報の表示の導入が始まったようです。

この記事を書いている時点で公式発表がないのでテストの可能性は否定できませんが、ブラウザを変えてもCookieを削除してもGoogleアカウントのログイン・ログオフを切り替えても先週後半から続けて確認できるので高い確率での本採用の気配です。

海外SEO情報ブログのGoogleの検索結果に表示された僕の著者情報です。

google.co.jpの検索結果に表示された著者情報

「著者」ではなく「作成者」になってますね。
Google+のサークルに入れられている人数は他の国と同様に付いています。

こちらは僕が寄稿しているWeb担当者Forumの連載コーナーのページに対して表示されている著者情報です。

google.co.jpの検索結果に表示された著者情報

また仕様が少し変わって同一著者によるページが検索結果のなかに複数ある場合は最初のページにだけ写真が付くようになったようです(Google.comでも確認)。

複数表示された著者情報の2つ目以降は写真がない

なおプロフィール写真は男前・女前にしておくことを推奨します。w

2週間前のSMX LondonでGoogleのPierr Far(ピエール・ファー)氏に著者情報のグローバル展開はどうなっているかを尋ねた際にははっきりした回答は得られず日本での導入はしばらく先になりそうな感触でした。

しかし予想に反しての早い(?)導入になりました。

個人向けやGoogle+との連携といった条件があり一般のビジネスサイトには著者情報の表示はほとんどありがたみのない機能です。
でもブロガーとして日々記事を投稿し早々とこの機能の実装に取り組んでいた僕にとってはとても嬉しいニュースになりました。

あわてて導入する必要はないと言っていましたが、個人でブログを運用しているならぜひ導入することをオススメします。

顔写真と名前が出てくることで検索結果でプレゼンス力が増しCTRアップによるトラフィックが増えることがおおいに期待できます。

それに繰り返し表示されればあなたという存在を憶えてもらい「この人の記事なら読みたい」と思って訪問してもらえるかもしれません。

著者情報表示の実装方法はrel=authorパラメータを使う方法とメールアドレスによる認証方法の2つが現在あり、以前に解説しました。

公式のヘルプとガイドはこちらです。

あなたも、質の高いコンテンツを作成する著者として自分の存在を検索結果で露出しファンを獲得しましょう。