Search Consoleの所有者確認がDNSのCNAMEで可能に

[レベル: 上級]

Search Console の所有者確認が DNS の CNAME レコードでできるようになりました。

CNAME レコードを DNS で設定する手順

CNAME レコードを DNS で設定する手順は次のとおりです。

  • Search Console の所有者の確認方法に「ドメイン名プロバイダ」を選択する
  • TXT と CNAME を選べるので、CNAME を選ぶ
  • 設定に必要な値が表示される
  • それらの値を、サイトで利用している DNS に追加する
CNAME による Search Console 所有者確認

「CNAME ラベル / ホスト」の値は文字列です。
「CNAME 宛先 / ターゲット」の値は dv.googlehosted.com を含んだドメイン名です。
どちらの値もプロパティ固有の値です。

DNS による所有者確認に関してはヘルプ記事に説明があります。

同時利用は不可、推奨は TXT レコード

DNS の TXT レコードですでに所有者確認しているプロパティでは、CNAME レコードによる確認を追加できません。
TXT か CNAME のどちらかになります。

推奨は TXT のようです。

CNAME による Search Console 所有者確認

TXT よりも CNAME のほうが都合がいいという環境で CNAME を利用すると良さそうです。

ちなみに、Search Console の前進である旧ウェブマスターツールは CNAME による所有者確認をサポートしていました。
現行の Search Console における追加の確認手段となります。