[対象: 上級]

米Yahoo!は、SSLで保護した暗号通信での検索をすべてのユーザーに対して適用しました。

Yahoo!のSSL検索

HTTPSでの検索を強制

米Yahoo!にアクセスすると、必ず https://www.yahoo.com/ での接続になります。
暗号していない通常の http://www.yahoo.com/ でアクセスしても https:// にリダイレクトされます。

Yahoo!アカウントのログイン状態にも関係しません。

つまり全ユーザーに対してSSL検索が強制的に適用されます。

リファラーが渡らない

Yahoo!検索からのトラフィックはリファラーを渡しません。
検索キーワードはおろか、Yahoo!のオーガニック検索からであることすらわかりません。

アクセス解析ツールには直接のトラフィックとして計測されます。
Googleアナリティクスでは、「(direct) / (none)」に含まれます。

SSL化したサイトではリファラーを取得可能

Yahoo!検索から着地したページがSSLで保護された https を使っているなら、リファラー取得が可能です。
Yahoo!のオーガニック検索からのトラフィックであることと検索キーワードが何であるかがわかります。

つまりSSL化の影響を受けません。

検証結果を公開した人がいます。
参照元とキーワードが見えます。

xxx.xxx.xxx.xxx - [22/Jan/2014:11:25:22 -0800] "GET / HTTP/1.1" 200 29046 "https://search.yahoo.com/search;_ylt=A0SO8zQTG.BSxX8AZBxXNyoA;_ylc=X1MDMjc2NjY3OQRfcgMyBGJjawMzcWwycmg1NWptNHVuJTI2YiUzRDQlMjZkJTNERndFcTdyNXBZRUxkVlV4bGNHNkNnUkxBbVZBcDFXWXpMUTdWV1lkZXJQYUolMjZzJTNENzUlMjZpJTNERkRuTklFRzUyaFJBV1RQdjZjYTEEZnIDeWZwLXQtOTAxBG10ZXN0aWQDQURTUlAlM0RTTUUzNTQlMjZBU1NUJTNEUUkwMzclMjZNU0ZUJTNEQUNCWTA2JTI2VUkwMSUzRFZJUDI0NCUyNlVOSSUzRFVOSUMxBG5fcnNsdAMxMARuX3N1Z2cDMTAEb3JpZ2luA3NlYXJjaC55YWhvby5jb20EcG9zAzIEcHFzdHIDZGlnaXRhbHBvaW50BHBxc3RybAMxMgRxc3RybAMyMARxdWVyeQNkaWdpdGFsIHBvaW50IGZvcnVtcwR0X3N0bXADMTM5MDQxODcxOTQ4OQR2dGVzdGlkA1ZJUDI0NA--?gprid=nI0zPkGwT9mZUqjYyiK8wA&pvid=seYmiTIwOC49VFuJSzsT1wCQMTA4LlLgGxP_5UOI&p=digital+point+forums&fr2=sa-gp&fr=yfp-t-901" "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_9_1) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/32.0.1700.77 Safari/537.36"

※強調は僕によるもの

友人の木村さんも確かめてくれました。

HTTPS => HTTPSでキーワードを含んだリファラが取れました!
クエリを消すなどの加工は無かったです。(yahoo.com)
アナリティクス上でもちゃんとオーガニック検索として認識してくれました。

HTTPSからHTTPSへの通信ではリファラーを渡せるように定義したRFCに従っているようです。

ちなみにGoogleは特別な処理をしているため、HTTPSページであっても検索キーワードを取得できません。
ただし、HTTPであろうがHTTPSであろうがGoogleのオーガニック検索からのトラフィックであることは記録されます。

GoogleとYahoo!の比較

GoogleとYahoo!の違いをまとめます。

GoogleとYahoo!のSSL検索の比較

HTTPページとは、検索結果から着地したページが http:// のページです。
大多数はこちらに該当するでしょう。
HTTPSページとは、検索結果から着地したページがSSLで保護された https:// のページです。

Googleは、Google検索からのトラフィックであることはどちらもわかるけれど、キーワードはどちらもわかりません。
Yahoo!は、HTTPだと何にもわからないけど、HTTPSだと全部わかります。

なお、Googleと同様にYahoo!もPPC広告には影響を与えません。
これまでどおり、キーワードデータを入手できます。

検索エンジンはSSL化に向かう

先日、選択制とはいえBingがSSL検索を導入しました。

米Yahoo!は全ユーザーへの強制適用です。
もっとも今のところは米Yahoo! (yahoo.com) だけの展開にとどまっています。
他国のYahoo!に変化はありません。

日本のYahoo!もそのままです。
仮に米Yahoo!以外への展開が始まったとしても、日本のYahoo!は米Yahoo!とは独立してるのですぐさま追随するとは考えづらいです。

米国ユーザー向けのサイトを運営していない限りは、まったくといっていいほど影響を受けることはないでしょう。

米国にはプライバシー保護に対する独特の事情があります。
それでも検索エンジンがSSL化の方向へ向かっているように僕には感じられます。

検索エンジンの歴史における1つの大きな節目になるかもしれません。

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