[対象: 上級]

重複コンテンツによって検索結果に表示されなくなったページをレポートする「Lost Traffic」(ロスト トラフィック)という機能がGoogleウェブマスターツールに登場し……そうになっていたようです。

「そうになっていた」というのには理由があって、このまま読み続けてもらえば分かります。

「Lost Traffic」を説明したヘルプページを+辻正浩が発見してGoogle+に投稿していました。

次のように機能を説明したページでした。

アクセスの急激な減少

ウェブマスター ツールの Lost Traffic ページには、最近見つかった重複コンテンツが原因で、検索結果に表示されなくなったページが表示されます。

Lost Traffic ページを表示する方法は次のとおりです:

  1. ウェブマスター ツールのホームページで、該当するサイトをクリックします。
  2. 左側のメニューで、[Labs] をクリックしてから [Lost Traffic] をクリックします。

このページに URL が表示される場合、その URL のページでは、そのコンテンツが別の URL(「canonical」バージョン)で検索結果に表示されるようになったため、アクセスが減ったことを示しています。

別の canonical URL が選択されたのは、次のような理由からです:

  • サーバーが元の URL のリクエストを canonical URL にリダイレクトしている。
  • 元のページに、canonical バージョンにリンクする rel=”canonical” 要素が追加された。
  • 新しいほうの URL が、Google のアルゴリズムにより canonical バージョンと認識された。認識されることを予期していなかった場合は、以下をご確認ください:
    • その URL がご自分のサイト内であれば、正規化のガイドラインをご覧ください。
    • URL が自身のサイトのものではない場合は、クロスドメイン URL の選択の詳細を参照してください。

ページ冒頭には次のような但し書きがありました。

Lost Traffic は、ウェブマスター Labs の機能です。そのため、まだ少し調整が必要で、変更されたり、停止したりする場合があります。お試しいただきましたら、こちらにぜひご意見、ご感想をお寄せください。

まもなくテストリリースされる新しい機能に違いないと期待したのでした。

ところが、奇妙なことに英語版のページが存在しなかったのです。
言語を英語に切り替えると、その情報はなかったというエラーページになってしまいます。
日本語以外では、少なくともドイツ語版も存在しました。

英語版があって日本語版がないというのは翻訳のタイミングでよくあることですが、その逆の日本語版があって英語版がないというのは見たことがありません。

そうこうしているうちに10日ほどたつと、どういうことか日本語をはじめ他の言語でも該当機能を説明したこのページは消滅してしまいました。

キャッシュにはまだ残っていたので証拠としてPDFに保存してあります。
ここからダウンロードできます。

一体全体、何が起こったのでしょうか?

尋ねてみると(誰に?w)、どうやら誤って公開されてしまったっぽいとのことでした。

今後登場してくる機能なのかそれともお蔵入りしてしまった機能なのかまでは分かりません。

新たに加わる機能だとしたら重複コンテンツが原因でアクセスが減ったことを知らせてくれるのはとても役に立ちそうです。

ただ、クロスドメイン間の重複コンテンツを検出したときにウェブマスターツールは通知メッセージを送るようになっています。

こちらの機能に取って代わられた可能性もあります。

少なくとも言えることは、Lost Trafficは“幻の機能”だったということです。

役に立たない記事でゴメンよw

P.S.
それにしても辻さんはよく見つけたよね。
愛読書がヘルプドキュメントなんじゃね?

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