ネットショップでオリジナルコンテンツを増やして重複コンテンツを減らす方法

[対象: 全員]

独自に作った商品ではなくメーカーが作っている商品をオンラインで販売するネットショップでは、同じ商品を売る競合との差別化が難しくなります。

特に注意したいことの1つが「商品説明」です。

メーカーが作成した説明文をそっくりそのまま転載するのはみんながやることで、他のサイトとまったく同じコンテンツになってしまいドメイン間の重複コンテンツになってしまいます。

これでは上位に表示させるのは困難です。

もちろんユーザーにとっても他のサイトと比較して何ら価値を感じずあなたのサイトで購入しようという気にはならないでしょう。

そこで今日は、ネットショップでオリジナルコンテンツを増やしかつ重複コンテンツを減らす方法を紹介します。

UGC

UGCは、“User Generated Content”の略です
あなたではなくユーザーにコンテンツを作成してもらいます。

具体的にはレビューやコメントの投稿です。

他のサイトにはない独自のコンテンツになるし、ユーザーの書き込みに含まれるキーワードによってロングテールでのアクセスが発生するかもしれません。

Amazonが好例です。
Amazonは一般のユーザーにレビューを書きこんでもらうことでAmazonでしか見られないコンテンツを増やしていますね。

SEOだけではなく購入を検討している見込み客にとってもレビューはよい情報になるでしょう。

UGCの課題はどうやってユーザーに投稿してもらうかです。

購入者がレビューを書き込みたくなるようなインセンティブがあると集まりやすくなります。

自分のサイトに書きこんでもらえなければ、TwitterやGoogle+などのソーシャルメディアで調査してその商品についての人々の発言を調べるのも1つの手段です。

ネガティブなレビューが付くことも不安材料になります。

ただべた褒めばかりよりもマイナス面も書いてあったほうがユーザーにとっては有用だし、多少のネガティブコメントがあったほうが安心感が持てることもあるでしょう。

いいことばかり書いてあると「やらせ」を疑ってしまいます。w

説明の作成・追加

あなた自身が商品の説明文を作ります。

面倒なことは分かります。
ですが、面倒だから誰もやりたがりません。
誰もやりたがらないからこそユニーク化を達成できるのです。

その商品を実際に使ってみた感想、いい点・悪い点などをあなたの言葉で表現することに価値があります。

その商品について詳しい人(あなたがそうなるべき!)が書けば共起語が含まれて検索エンジンに評価されることを期待できるし、他の商品の名前が出てくれば内部リンクも増やせます。

テキストコンテンツ量が増えることで複合キーワードでのロングテール流入も増加するでしょう。

パンフレットを見たり、商品を実際に取り寄せて一緒に付いてくる説明書を読んだりするとコンテンツのヒントを見つけられることもあります。

写真

メーカーが撮った写真をそのまま転載するのではなく、自分で写真を取ります。
アングルを変えたり実際に使っている場面の写真を撮り、その写真の説明を文章に起こせばテキストコンテンツが増やせます。

画像検索からのアクセスを獲得できるチャンスも増えます。

動画

動画も優れたオリジナルコンテンツです。
写真同様に動画の説明を書くことでテキストコンテンツに変換できます。

それに、たとえば使い方だったりお手入れの方法などは言葉や静止画よりも動画の方がずっと分かりやすいのでユーザーにとってもメリットが大きいでしょう。

動画と聞くと構えてしまうかもしれません。
でもプロになる必要はなくて、まずは始めることが大切です。

長さは4〜5分もあれば十分です。
というかネットショップでの長い動画は見られませんから短くしてください。

YouTubeの動画が理由で上位に表示してるとしか思えないようなケースも以前に出くわしたことがあるので、動画はおすすめです。

以上、ネットショップでオリジナルコンテンツを作る方法を4つ紹介しました。

「知ってることばかりだった」と思ったかもしれません。

でもそう思った人に質問します。

「実行してますか?」

YESと答えたなら結果を出しているはずです。
出せていないならやり方が間違っていそうです。

NOと答えた人、「知ってること」とそれを「やること」は違います。

今日紹介したことはやるかやらないかの問題です。

「やりたいけれどやれない」もあるでしょうが、それはもはやSEOの問題ではなくなってしまいますね。
どうすればやれるのかを考えてください。

最後は話がそれてしまいましたが、ネットショップでコンテンツを増やす方法はこちらの記事も必ず役に立つので読んでください。

4つ目に挙げた「写真」に関してはこちらの記事も参照しておくといいでしょう。

【Reference】
The Duplicate Product Description Quagmire – Internet Marketing Ninjas Blog