Google、画像の信頼性を確かめるためのAbout this image機能をリリース

[レベル: 上級]

画像の背景情報を確認するための「About this image」という機能を Google は導入します。

画像の背景情報を提供する

背景というのは画像に後ろに写っている被写体のことではなく、その画像に関連する背景情報です。
具体的には次のような情報を About this image は提供します。

  • その画像または類似する画像が Google にいつインデックスされたか
  • 最初にウェブに現れたであろう場所
  • ニュース記事やソーシャルメディア、ファクトチェックサイトなどオンラインで見られるその他の場所

About this image は画像の信頼性や正統性を知るのに役立ちます。
その画像が AI で生成されたことを指摘するニュース記事を見つけられるかもしれません。

似た機能として、ウェブページでは About this result(日本語では「この結果について」)があります。
About this image は、About this result 機能の画像版です。

次の方法で About this image を利用できます。

  • Google 画像検索結果の画像の 3 点リーダをクリック
  • Google レンズで画像またはスクリーンショットを検索
  • Google アプリでページを閲覧中に画像を上にスワイプ
About this image

About this image は、今後数か月の後、米国において英語でリリースされます。
今年後半には、PC とモバイルの Chrome で画像を右クリックまたは長押しすることでも使用できるようになります。

AI 生成画像にラベル

About this image とは別に、画像関連でもう 1 つ新たな機能を Google は導入します。
AI が生成した画像であることをユーザーが識別できるようになります。
AI 生成画像が画像検索に出たときに、AI によって生成されたことを示すラベルが付きます。

Google 製の AI ツール(たとえば、Imagen)によって生成された画像が Google 以外のプラットフォームに掲載されていた場合に、AI 生成であることを示すラベルを表示します。

AI Generated by Google
📝画像の下に “AI-generated by Google” というラベルが付いている(サンプルなので実際とは異なる可能性あり)

また、Midjourney や Shutterstock などの画像パブリッシャーも自前でマークアップすることにより、AI 生成の画像であることを示せるようになります。

Midjourney
📝画像の下に “Image self-labeled as AI generated” というラベルが付いている

AI 生成画像であることを Google に伝えるには IPTC 写真メタデータに Digital Source Type プロパティを追加します。
独自に AI で生成した画像にマークアップしておけば、画像検索に表示されたときに AI 生成であることを明示できます。

記事だけではなく画像でも信頼性が求められる時代です。
特に AI 生成画像の出現により、その写真が本物なのか作りものなのかが重要になる場面もあります。
こうした時代背景を反映して、About this image を Google は導入したのではないでしょうか。

まずは米国での導入ですが、いずれグローバルで展開すると思われます。