新しいURLの発見のためにGoogleはRSSフィードを利用する

[対象: 初級]

今日のトピックはタイトルそのままです

Googleは、新しいURLを発見したりコンテンツが更新されたことを知ったりするためにRSSフィードも利用しています。

英語版Googleウェブマスター向け公式ヘルプフォーラムでGoogle社員のJohn Mueller(ジョン・ミューラー)が次のようにコメントしています。

An RSS feed helps search engines to keep up with all changes on your blog, and helps to make sure that it’s crawled and indexed as quickly as possible.

RSSフィードは、ブログでのすべての変更に検索エンジンがついていくのに手助けになるし、できるだけ早くクロール、インデックスされることを確実なものにするのにも役立つ。

GoogleがURLの発見にRSSフィードを使うというのは何も新しいことではありません。
もう2年半以上前からの話です。

新しいURLを見つけてクローリング、インデックスするためにGooglgeが使う主な手段として次のようなものを思いつくでしょう。

リンクはJavascriptであっても読めます。

この他にもハイパーリンクされていない、テキストとして書かれたURLも発見に使われます。

Googlebotは、単純なフォームであれば送信を実行してその先にあるページまで発見しようとします。

rel=”canonical”のタグ内で指定したURLも発見に使うと先日参加したSMXで聞きました(レポート記事には書いてません)。

そしてこの記事で取り上げたRSSフィードです。
PubSubHubbub (PuSH)はさらに高速なインデックスを可能します。

GamilのメールのなかにあるリンクやGoogleツールバーをインストールしたブラウザでアクセスしたページ、ウェブマスターツールへの登録(サイトマップは未送信)でもインデックスされるという噂も聞いたことがありますが、自分で調べたわけではないので真偽のほどは分かりません。

とにかくありとあらゆる方法でコンテンツを見つけ出そうとするのがGoogleなのです。

少し話がそれていましました。

今日伝えたかったことは、Googleは新しいURLの発見やコンテンツの更新を知るためにRSSフィードも利用しているということです。

ブログは通常RSSフィードを配信しているので特に気にする必要はないでしょう。
ブログでなくても更新情報をRSSで配信するようにしておくことには大きなメリットがあります。