米Googleは、評判の悪いサイトが上位に表示されないようにアルゴリズムを改良したことをアナウンスしました。

事の発端は米New York Timesが報じた記事です。

ある女性が検索結果で1位に出てきたDecorMyEyesというサイトでブランド物のサングラスやコンタクトレンズを注文したところ、別の商品を無理やり勧められたり偽物を送りつけられたりしたうえに、挙句の果てには執拗な嫌がらせや脅しにあい、警察沙汰・裁判沙汰になるという極めて悲惨な体験に巻き込まれました。

実はDecorMyEyesのショップオーナーは、悪い評判を意図的に集め、結果としてリンクを集めて運営サイトを上位表示させるように画策していたのです。

極端な例だとしつつも事態を重く見たGoogleは早急に手を打ち、顧客にあまりにも不愉快な扱いをさせているサイトが検索結果に出ることのないようにアルゴリズムに修正を加えました。

その結果、問題となったDecorMyEyesはすでに検索結果の上位には出てこなくなっているようです(一部は残っている可能性あり)。

またこのアルゴリズム変更により同じような悪評サイトが数百、対象になったようです。

今回のアルゴリズム変更を導入する際に、Googleはいくつかの候補を検討しました。

1つ目は、特定のサイトを手動でブロックすることです。
しかしこれは汎用性がなく広い範囲で適用できません。
Googleはアルゴリズムで自動化することを原則にしています。

2つ目は、“sentiment analysis”(感情分析)を取り入れることです。
sentiment analysisは別の記事で詳しく説明しますが、ここではそのサイトがレビューなどで言及された場合、良い評価を受けたのか悪い評価を受けたのかを判断することです。
悪い評判ばかりなら、それはユーザーのプラスにならないとして上位表示に寄与しないようにするのです。
一見すると適切な処置に思えますが、問題は残ります(これも詳しくは別記事で説明します)。

3つ目は、ユーザーのレビューや評価を検索結果の横に公開することです。
しかしこれは問題のあるサイトが上位に表示されるのを防ぐことにはなりません。
依然として残り続けるでしょう。

結局どれも根本的な解決には至らないとして採用を見送り、別のアルゴリズムを開発することになりました。
最終的にどのような仕組みをアルゴリズムに採用したかは触れられていません。
抜け道が存在しないと保証できないため、基礎となるシグナルやデータソース、そしてそれらをどのよう組み込んでランキングを改良するかなどについての公表は控えるとのことです。
おおむねうまく機能しているようですが、応急処置的な対応のようにも思えます。

日本でも影響を受けているサイトがあるかどうかは調べていないので分かりません。

気付いたことがあれば教えてください。

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