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hreflang で指定する地域コードとして定義されていないはずの EU を Google が認識しているようだという調査結果を先日紹介しました。

しかしながら、これは正しくありませんでした。
Google は定義されていない地域コードをやはりサポートしていません。

ゲイリーと一緒に検証

シンガポールの Google で先週開催された Google Dance Singapore 2018 に参加したときに、この件についてゲイリーに質問してきました――Google は本当に EU を地域コードとして認識しているのかどうかを。

実際はどうなのだろうか? ということで、ゲイリーと一緒に調査しました。

EU や ASIA など ISO で定義されていない地域コードを hreflang で利用しているサイトを僕がいくつか提示し、そういったサイトの hreflang を Google がどのように認識しているかをゲイリーは内部ツールを使い30分ほどの時間をかけてあれこれ調べてくれました。

結論を言うと、Google は未定義の地域コードを認識していないことが判明しました。

en-US(米国に住む英語ユーザー) や en-GB(英国に住む英語ユーザー) を Google は当然きちんと認識できています。
ですが、de-EU(EU 地域に住む独語ユーザーの “つもり”)や en-AISA(アジア地域にすむ英語ユーザーの “つもり”)など、定義されていない地域コードを指定した hreflang を Google は完全に無視していました。

こうした定義されていない地域コードの hreflang が認識されているように見えたのは、Google がそのほかの情報をもとに適切だと判断したページを検索結果に表示したためではないでしょうか?

ゲイリーの同僚でもある、John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のように説明しています。

言語と地域が既知の組み合わせに一致しないとしたら、最も適切だと思われるものを私たちは自分で判断しなければならない――どのように判断するかは決まってはいない。

とにもかくにも hreflang を設定する際は、定義された言語コードと地域コードを確実に使うようにしてください。

よく見られた間違い: body セクションに記述した hreflang

ゲイリーと調査していくなかで、未定義の地域コードのほかによく見られた間違いは、body セクションに記述した hreflang でした。
hreflang を link 要素で設定する場合は(hreflang はサイトマップでも指定可能)、head セクション内に記述しなければなりません。

たとえ正しい言語コード・地域コードで設定されていたとしても、body セクションに記述された hreflang を Google は無視していました。
大手企業のサイトでもこうしたミスが散見されたので、気を付けましょう。

UK を認識している?

ここはオフレコで(笑)

英国を表す地域コードは GB です。
UK ではありません。
英国を指定するつもりで誤って UK を使ってしまうのも hreflang によくある間違いです。

ところが、ツールで確認したところ、UK を用いた hreflang を Google は認識しているっぽいのです。
「あれ、おかしいな」とゲイリーがつぶやいていました。

それ以上深く調べることはしなかったのですが、不思議な状況でした。

といっても、地域コードに UK を使っても大丈夫ということでは決してありません。
英国を指定するなら必ず GB を使います。

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