[レベル: 上級]
Google トレンドの API を Google は公開しました。
API で入手できるデータ概要
Google Trends API では、過去 5 年間(1,800 日分)の検索インタレストデータが提供されます。
このデータは日、週、月、または年ごとにグループ化して取得できます。
また、特定の地域や準地域でデータを絞り込むことも可能です。
一貫したデータスケーリング
検索ごとにデータが 0 から 100 の範囲でスケールされるウェブサイト版の Google トレンドのとは異なり、API はすべてのリクエストに対して一貫したスケーリング方法を使用します。
これにより、複数のリクエストや期間にわたって、異なるキーワードの検索インタレストを比較可能です。
たとえば、ウェブサイトでは 5 件のクエリまでしか比較できませんが、API では一度に数十件のキーワードを比較できます。
期間とグループ化
API は、過去 1,800 日間(約 5 年間)のローリングウィンドウからのデータを提供します。
この期間は、たとえば選挙やオリンピックのような主要なイベントを振り返るのに役立ちます。
データは 2 日前までのものが利用可能です。
日、週、月、または年ごとにデータをグループ化することを選択でき、自身のデータと簡単に組み合わせることもできます。
地理データ
API は、地理的区分のための ISO 3166-2 標準に従って、地域および準地域ごとに分類されたデータを提供できます。
アルファバージョンでのリリース
今回リリースされる Google Trends API はベータよりも前のアルファバージョンです。
リクエスト数の上限があるし、何よりも限定されたユーザーにのみ開放されます。
関心がある人は専用のフォームから申し込んでください。
アルファテスターは、何グループかに分けて徐々に拡大していくとのことです。