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Googleは、日本語における音声検索の機能を改善しました。
音声による応答や会話型の検索、セッションをまたいだ検索などがより便利に利用できます。

Google では、本日、新しい音声検索の提供を開始しました。新しい音声検索は、話し言葉を理解し、音声で応答します。

 

話し言葉の理解&音声による応答

話し言葉、いわゆる会話型検索の認識能力が向上しました。
そして、検索クエリによっては答えを音声でも返します。

「明日の天気(は)」で音声検索すると、位置情報に基づいて、今いる場所の明日の天気予報を画面に表示するとともに、「◯◯の天気は15度で晴れ時々曇りです」のように音声でも応答します。

明日の天気の結果

「おいしいラーメン屋さんを教えて」の検索結果です。
(おいしいかどうかは別にして)結果とともに、「1km圏内のおいしいラーメン屋さんを検索しました。」と音声で応答します。
おいしいラーメン屋の結果

「沖縄の観光スポットを教えて」で検索した結果です。
カルーセルを表示し「こちらが沖縄で人気の観光スポットです。」と応答します。
沖縄の観光スポットの結果

「東京から大阪まで新幹線」の検索結果です。
「東京駅から◯分◯秒後に出発する東海道新幹線……」と音声でも案内します。
東京から大阪まで新幹線の結果

その他の会話型検索&音声応答の例は、公式ブログのアナウンスで紹介されています。

全体からすると、音声で応答するのはごくごくわずかのクエリでしょう。
理解力もまだまだのレベルです。

それなりに有名な観光スポットでも、音声で話し返す(カルーセルが出てくる)地域と出てこない地域があります。

新幹線は「博多」までだと案内してくれません。
「東京から大阪まで新幹線で行きたい」と完全な会話文にすると理解してもらえませんでした。
しかも「東京から大阪まで飛行機」で検索したのに新幹線の結果を返してきて、Googleは“JRびいき”かとも疑ってしまいました。w

そうはいっても、音声入力の認識力と会話型での検索の理解力は、僕にとっては驚くレベルにまで向上しています。
今後の発展が僕は楽しみです。

どんな話し言葉での検索で音声応答してくれるか、探してみてください。

強化された音声検索は、スマートフォンとタブレット、デスクトップではChromeから利用できます。

※ところで、音声での応答は少なくとも3、4ヶ月前から僕はiPadで利用できました。今回の新しい音声検索では何が変わったのでしょう。適用対象の拡大? 能力の向上? わかる方がいたら教えてください。

セッションをまたいだ検索

セッションをまたいだ検索ができるようになっています。

セッションをまたいだ検索は、今年のPubConでMatt Cutts(マット・カッツ)氏が紹介しています。

今回のタイミングなのか以前からなのか不明ですが、日本でも利用できることに気付きました。

以前の検索の利用

「明日の東京の天気」で検索します。
天気予報を表示し、音声でも応答します。
明日の東京の天気の結果

続けて、「週末は」で音声検索すると、東京の週末の天気を音声とともに返します。
週末はの結果

「東京の週末の天気」で検索しなくても、直前の検索クエリの「東京の天気」を覚えているからです(「以前の検索を利用しています」と出ている)。
僕たちの普段の会話でも、状況から判断できる言葉は省きますよね。
いわゆる、コンテキストをGoogleは理解できています。

さらに続けて「札幌は」と音声検索すると、札幌の週末の天気を返します。
札幌はの結果

これがもし、「東京の明日の天気は」のあとに「札幌は」と続けていれば、札幌の明日の天気を返します。

「日本の首都は」で音声検索しました。
当然、音声でも応答します。
日本の首都はの結果

続けて「イギリスはどこ」で検索しました。
きちんとロンドンを(音声でも)返します。
イギリスはどこの結果

「イギリスの首都はどこ」と聞かなくても僕が尋ねていることを理解してくれます(ただ「イギリスは」だけだと「イギリスわ」と認識して答えられないのがもう一歩)。

東京が日本の首都、イギリスの首都はロンドンという、国と首都の関係、国と国の対応を理解していることも読み取れますね。
文字列ではなくエンティティとして理解している、Googleのセマンティックの向上がこんなところにも伺えます。

代名詞の理解

セッションをまたいだ検索で、代名詞をGoogleが理解できているも発見しました。

下のようなやりとりをGoogle検索と楽しめます。

  1. 「アメリカの大統領は誰?」 => 「アメリカ合衆国の大統領はバラク・オバマです。」
  2. 「彼は何歳?」 => 「バラク・オバマは52歳です。」
  3. 「彼の奥さんの名前は?」 => 「バラク・オバマの配偶者は1992年からミシェル・オバマです。」

「彼」=「バラク・オバマ」がわかっているんですね。
当たり前じゃんと思うかもしれませんが、これはすごいことです。

英語の検索では、 heやsheの代名詞の理解は5月ころから実現していました。
日本ではいつからなのでしょうか?
ま、いつからでもよくて今そうなっていることのほうが重要ですね。

音声検索・会話型検索の今後

途中でも書いたように、話し言葉でのあらゆるクエリを確実に解釈してくれるわけではないし、音声での応答もごく一部です。

僕は、音声検索なんて使うつもりは数カ月前まではまったくと言っていいほどありせんでした。

でも試してみたくなる魅力をGoogleの今の音声検索は持っています。
ハンズフリー検索可能なVoice Search Hotwordを早く日本語でも使ってみたいですね。

音声検索に対応するために、ハミングバードをGoogleが導入した理由が今はよくわかります。

ひとりの検索ユーザーとしても音声検索のこれからの進化が本当に楽しみです。

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