Google、画像検索を改良――重複を減らし、多様性を確保

[レベル: 中級]

Google は画像検索を改良しました。
2 つの改良があり、どちらも検索結果の多様性に影響します。

重複の減少

同一の画像が複数掲載される場合があります。
こうした重複する画像の数を減らしました。

「水玉ドレス」の画像検索結果

クエリとの関連性を保ちつつ、視覚的には異なる画像をより多く掲載できるようにしました。

同一ワードの多様性

同じ検索クエリでも、まったく異なるモノを意味することがあります。
たとえば、[ひょう] には動物の「豹」と空から降ってくる「雹」があります。
こうした検索では、どちらか片方に結果が埋め尽くされてしまう場合がありました。
役に立つと判断した場合は、両方を結果に表示しようとします。

「ひょう」の画像検索結果

なお、探していたモノの画像が思うように見つからないときは、上部にあるボタンで絞り込めます(これは新機能ではない)。

「ひょう」の画像検索結果

この記事で紹介した画像検索の改良は 2020 年 11 月に展開されていたとのことです。
しかし公表は先日でした。

去年の 11 月頃に画像検索からのトラフィクの増減が見られたら、ひょっとしたらこの改良の影響かもしれません。

[H/T] Google Search Liaison