Google Discover はニュースサイトだけが対象ではない。コンテンツの新しさは掲載の重要な要因

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Google の Discover に掲載されるコンテンツはニュースサイトの記事だけではありません。
小さな個人ブログの記事も掲載されます。

またコンテンツの新しさは非常に重要な掲載要因です。

Discover はニュースサイトだけが対象なのか?

Discover に掲載されるのはニュースサイトだけなのか?

この質問に、Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のように答えました。

そんなことはない。

犬のサイトの記事だって表示されるかもしれないし、フォーラムの投稿を私は見たことがある。

大手のニュースサイトやメディアサイトの記事が Discover のフィードに掲載されやすい傾向にあるのは確かです。
ですが、僕のブログも含めて小さな個人ブログの記事も Discover には出てきますよね。

ユーザーに興味関心があるだろうと Google が判断すれば、ジャンルの種類や規模の大小を問わず Discover には掲載されるチャンスがあります。

新しさは重要

とはいえ、Discover では、コンテンツの新しさが非常に重要です。
多くのコンテンツは、公開してから数時間以内にフィードに出てきて、数日の後にフィードから消えます。

僕のブログで言えば、賞味期限はせいぜい 1 日か 2 日です。

Discover 表示は 1 日

日々更新するサイトのほうが Discover には掲載されやすいでしょう。

古くても Discover に出るコンテンツもある

ところが、古くても Discover のフィードに出ることもあります。

上のカードに出ている記事は 10 か月前 (10 months ago) に公開されたものだし、下のカードに出ている記事は 26 日前 (26 days ago) に公開されたものです。

こちらの記事にいたっては、1 年前 (1 year ago) です。

ユーザーに関連があると Google が判断すれば古い記事でもフィードに出てくるのです。

下の 2 つのカードに付いている “In case you missed it” は「もし読み逃していれば」ということで、気付いていなかったけれど役立ちそうな記事を掘り起こしてくれています。

いちばん上のカードに出ている “Your upcoming trip” は「もうすぐ来る旅行」ということで、僕のミネアポリス(セントポール)出張の直前に出てきました。
ミネアポリスの見どころについて紹介しているコンテンツです。
まさしくタイムリーな情報ですね(仕事で行ったのであって観光ではないですが)。

Discover に出てくる古い記事は、言語を英語にしていると頻繁に出てきます。
でも日本語では見たことがありません。
英語だけの機能なのかもしれません。
日本語でも役立つと思うのですけれどね(日本語の古い記事を Discover で見たら教えてください)。

ということで、この記事のまとめです。

  • Discover は大手ニュースサイトだけのものではなく、個人サイトでも掲載される
  • コンテンツの新しさはフィードに選ばれる重要な要因
  • (英語では?)古いコンテンツでも出てくる