Google、検索アナリティクスにAMP用の新しいフィルタを追加: AMPカルーセルと通常検索結果で分けた絞り込みが可能に

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Googleは,AMP用の新しいフィルタをSearch Consoleの検索アナリティクスに追加しました。
AMPカルーセルのなかに掲載されたAMPページと通常の検索結果のなかに表示されたAMPページにそれぞれ絞り込んで、レポートが可能です。

「検索の見え方」に2種類のAMPフィルタ

「検索での見え方」に2種類のAMPフィルタが加わりました。

  • AMP Article リッチ検索結果
  • AMP: 通常の検索結果

「検索での見え方」のAMPフィルタ

「AMP Article リッチ検索結果」を選択すると、AMPカルーセルのなかに出てきた結果だけにフィルタできます(トップニュース記事のAMPカルーセルだけではなくレシピのAMPカルーセルもここには含まれるとのことです)。
一方、「AMP: 通常の検索結果」を選択すると、通常の検索結果のなかに掲載されたAMPページのデータをフィルタできます。

約1か月前から、AMPページが通常の検索結果にも表示されるようになっています。

しかしこれまでは、検索アナリティクスのAMPフィルタはトップニュースのAMPカルーセルに掲載されたAMPページだけが対象でした。

GoogleアナリティクスでもAMPページの計測はできますが、検索クエリを調査できるの機能を備えているのは唯一検索アナリティクスだけです。
あなたのサイトがすでにAMP対応しているなら、通常の検索結果でどのくらいAMPページが表示されていたりクリックされていたりするのかを詳しく知ることが可能です。
さっそく分析してみましょう。

【UPDATE】
「Article(記事)」という言葉が入っていますが、レシピやレストランのAMPカルーセルもこのフィルタには含まれます。[h/t JohnMu]

H/T Google Webmasters