ユーロ2008ロゴおととい、『ドメイン名とサーバーの場所はSEOで意識するべきか』という記事で、ccTLDなら日本のドメインを、サーバーは日本に設置してあるサーバーを選んだほうがよさそうだと、述べました。

この件に関して、SEOブログの「せおろぐ」さんから、手痛い指摘を受けました。

それは違うだろう。無理に自説に合うようにしているぞ。文章の一部を引用する際は読者の誤解を避けるためにそこへ到る経緯も説明すべきではないか。

要するに「地域属性に合ったマップを表示したいのならお国のドメイン(UK)を使いなさいよ」という話であり、SEOとは全く関連が無い。この件は前回投稿したIPデリバリーの話を参照されるといいだろう。

毎度やってくれるが、知識の無い人を惑わせないで欲しい。

怒らせちゃったみたいです。(汗)

反論する気はまったくなくて、確かに言われてみればそのとおりだと納得できます。
今後は、気をつけなければならないなと、かえって感謝しなければならないくらいです。
せおろぐさん、ありがとうございます。

問題にされた記事の終わりで、ブログ読者に取ったアンケートでも、今の時点では52%が、「ドメイン名もサーバーの場所も検索順位に関係ない」と回答しています。

SEOは、それぞれ状況も違うし、考え方も違うので、どれが正しくてどれが間違っていると主張する気はありません。

ですが、記事を書いた後に気付いたことがあったので、今日はそれを書きます。

ドメイン名やサーバーの場所が問題になるのは、ある条件の元の場合じゃないかと思うのです。
たとえば、言語が英語の場合です。

英語は世界中で使われている言語なので、検索者が住んでいる地域にマッチした結果を返すには、ドメイン名やサーバーの場所(IPアドレス)が重要な手がかりになります。

今、「EURO 2008」というサッカーの大会が開催されています。

日本語で「サッカー」は、英語では何というでしょう?

soccer」ですね。

正解でもあるし、間違いでもあります。

サッカーを「soccer」というのは、アメリカです。

本場のイギリス(UK)では、「football」と言います。

アメリカで「football」といえば、NFLで有名なアメリカン・フットボールのことを指します。

イギリスに住んでいる人が、サッカーの情報を知りたくて「football ●●」というキーワードを打ち込んだときに、アメリカン・フットボールについて書かれたサイトが上位表示されたら、困りますよね。

「football」と打ち込んだ検索者が知りたいのは、「サッカーのfootball」であって、「アメリカン・フットボールのfootball」ではないのです。

イギリスのドメイン名「.uk」や、イギリスに設置してあるサーバーで運営されている、「football」サイトは、そのほとんどが「サッカー」のサイトでしょう。

こんなときには、アメリカにあるサイトよりも、イギリスにあるサイトを優先的に提示したほうが、検索者の目的にかないます。
イギリスにあるサイトを判断するのに、ドメイン名とIPアドレス(サーバーの場所)が、手がかりになるわけです。

ccTLDやIPアドレスが考慮されるのは、地域が問題になる場合ということですね。
これが、せおろぐさんの言っていることかな?

とすると、日本のサーバーでホストしているjpドメインのサイトと英国のサーバーでホストしている.ukドメインのサイトがあって、ともに日本語で日本人を対象にしている場合は、どうなるんでしょう?

なんだかこんがらがってきました。(爆)

「名誉」は気にしませんので、ご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。w

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Comments

  1. By on

    これって検索ユーザのIPから地域を判断し、イギリス国内のIPで「football」
    と検索されたなら「サッカーのサイト」を表示するということではないんですかね。

    イギリス人でも、イギリス以外のサッカー情報を手に入れたいと思っている人はたくさんいるでしょうし、そのためのパーソナライズドのような気もします。

    ぜひともイギリス国内にいる方に「football」で検索したときに、上位サイトはukドメインなのかを実験して頂きたいですね。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    そうですね、ユーザーのPCのIPアドレスで住んでいるところを判断して、近い地域のサーバーを優先的に返します。
    「ローカリゼーション(Localization)」と言いますね。

    ローカリゼーションが働くので、サーバーは同一国内がいいとも言われるんです。
    アメリカでは、近接しているニューヨークとボストンでも検索結果に違いが出る場合もあるそうですよ。

  2. By 国境なきSEO on

    SEO対策ブログ-パシフィカスさんのコメントに関連して。
    私は日本に住んでいるのですが、Google Adwordsの広告プレビューツールを使って試してみました。

    地域をイギリス、Googleドメインを.co.ukにして「football」を調べました。
    すると、1位はアメリカンフットボールの公式サイトです。
    そして2位はBBC SPORT(ukドメイン)で、サッカーのページです。

    次に、地域をアメリカ、Googleドメインを.comにして調べました。
    すると同じく、1位はアメリカンフットボールの公式サイトです。
    そして2位はウィキペディアで、これもアメリカンフットボールのページです。

    ちなみにイギリスで2位のBBC SPORTは、このとき10位でした。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    アドワーズのプレビューツールで検証するという手がありましたね。
    やってみたところ、同じ結果になりました。

  3. By on

    coolwebです。
    『ドメイン名とサーバーの場所はSEOで意識するべきか』ですが、
    「ドメイン名」はgoogleでは検索対象になっているようです。
    なので、意識するべきだと思います。
    「サーバーの場所」は、良く分かりませんが、経験上、ネットワーク的に遠い場所は不利に思えます。
    サーバー管理者がアクセス制限を行っている場合、海外のIPアドレスは不利になるような気がします。

    以上

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***

    「ドメイン名」はgoogleでは検索対象になっているようです。

    これは、どんなことからそう言えますか?

    ネットワーク的に遠い場所は不利に思えます。

    僕もそう思うんですが、これは通信の場合ですよね。
    検索結果にも影響を与えるのかどうかに自信がありません。

    う?ん、WebmasterWorldで聞いてみようか?

  4. By on

    coolwebです。

    「ドメイン名」はgoogleでは検索対象になっているようです。
    ※企業秘密なのでお答えできないのですが、個人的になら、お答えします。

    ネットワーク的に遠い場所は不利に思えます。
    ※クローラーがタイムアウトする。
    ※インデックスされるまで時間がかかる
    ※検索結果に反映されにくい
    ※SEOに不利

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    ネットワーク的に近い方を返した方が、レスポンスが早くなるので、ユーザーにとっても親切ではありますね。

  5. By on

    coolwebです。

    「ドメイン名」はgoogleでは検索対象になっているようです。
    これは、どんなことからそう言えますか?

    具体例
    「wordpress 重い」でググルと、coolwebの記事が1Pには表示されません。
    「wordpress 重い coolweb」でググルと1Pに記事が表示されます。

    ページのHTMLのコード内に、ドメイン名(サイト名)が全くない場合で、ドメイン名を付け足して検索できる、このようなケースが多々あります。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    なるほど。
    でも、これは、ccTLDが検索順位に影響を与えるかどうかとは、また別問題ですよね?

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