コメントも含めたページ全体のコンテンツが品質評価される

[対象: 全員]

サイト管理者が作成したメインコンテンツだけでなく、UGCのように外部のユーザーが作ったコンテンツは、たとえそれがコメントであってもそのページの品質を評価する際の対象になります。
したがって、ページ全体としてのクオリティを高めなければなりません。

ユーザーによるコメントもコンテンツの一部

9月末に実行されたパンダアップデートの影響を受けたと思われるサイトの管理者が、その原因と対処方法を英語版のオフィスアワーでGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏に質問しました。

ミューラー氏は、ユーザーによって書き込まれたブログへのコメントのチェックをアドバイスの1つとして提案します(注: ユーザーコメントが原因でパンダアップデートに低品質評価されたとは言っていない)。

理由は、コメントも含めたページ全体のコンテンツが品質評価の対象になるからです。
メインコンテンツに対するコメントの比率に大小の差があったとしても、依然としてコメントはコンテンツの一部です。

つまり、質を下げるようなコメントが多ければそのページあるいはサイトの品質が低いとみなされる可能性があります。

メインコンテンツとコメントをGoogleは区別しないのか?

質が低いコメントがあったとしても、メインコンテンツの品質が高ければ良くないか?
Googleはメインコンテンツとコメントを区別できないのか?

この質問に対して、ミューラー氏は次のように返します。

区別しやすいサイトもあるし区別しづらいサイトもある。
だが区別できたとしても、コメントがそのページのコンテンツであることに変わりはない。

メインコンテンツであるかかコメントであるかは問題ではないということですね。

UGCもサイト管理者の責任

オフィスアワーの動画が公開されたYouTubeのコメントでミューラーは次のように質問されます。

コメントだとGoogleが認識できるように、コメントを表現するschema.org/Commentでマークアップしたら手助けになるか?

コメントのクロールをブロックしてしまうのはいい方法ではないと思う。たとえば、権威ある人によって書き込まれたコメントならさらにコンテンツの価値を高めてくれるはずだ。

ミューラー氏は、こう答えます。

構造化データでマークアップしたとしても、そのページの品質はたいして変わらない。

すべてのUGC(ユーザー生成コンテンツ)に当てはまると思うが、コンテンツを発行し、クロール・インデックスされユーザーに見せるフレームワークを提供するのは結局のところウェブマスターだ。「この部分は無視してほしい。自分が作ったものではない」と主張するような問題ではなく、サイト全体を高品質にするという問題だ。

質の低いUGCが多少あるからといってUGC自体を無効にしてしまうのは、ほとんどのサイトではやり過ぎなように私には思える。スパムコメントが少しあったからといって、ブログのコメントをすべて削除してしまうようなものだ。

UGCは多くの価値を提供しうる。サイトに情熱的なコミュニティができあがっているなら、私ならちょうどいいバランスを見つけるか使いやすい方法でUGCを分けるかするだろう。そんなふうなUGCに一生懸命取り組んでいるサイトもある。

 

UGCの品質管理を

ブログのコメントであろうが、フォーラムの投稿であろうが、無料提供のブログであろうが、動画の投稿であろうが、あなたではない一般ユーザーによるUGCはあなたのサイトのコンテンツの一部です。

サイトの品質を保つために、どんな小さなUGCであっても管理する必要があります。

コメントをすぐに公開せずにモデレートする、質が低そうなディスカッションや簡素な書き込みが1つ2つしかないレビューページはnoindexにするなどといった対策ができます。
UGCのなかにある外部サイトへのリンクは基本的にはnofollowにしておけば、スパムサイトとしてみなされる危険性も減ります。

UGCもあなたのサイトのコンテンツの一部であると認識して、品質管理を徹底しましょう。
価値あるコメントならあなたの記事の質をいっそう高めてくれます。