[対象: 全員]

PubCon Hawaii 2012 レポートの第三弾です。

今日は昨日公開したレポートに続いてリンクビルディング、すなわち被リンクの獲得方法をテーマにしたセッションからになります。

セッションスピーカーは、グローバルで展開している旅行系サイトに携わっています。

旅行業界におけるリンクビルディングとリンクベイト

● 競合のランキングとどこからリンクをもらっているかを調べる
● 自分の業界でいちばん重要なブログはどれか、また鍵となるレビューサイトはどれかを調べる。

上記のようなサイトを調べてそこからリンクをもらうように取り組むことだと思います。

● 超ニッチな世界でオーソリティな存在になる

● 無料・有料のディレクトリに登録する。

これはどうでしょう?、特に無料ディレクトリは今は効果が薄い気がしますが、旅行業ではまだいけるんですかね。ちなみにYahoo! Japanが有料ディレクトリとして紹介されていました。

● ニュースサイト、ソーシャルネットワーク、ブログ、フォーラムからのリンクを集める。

● リンク依頼のメールを送る。

リンク元候補に自分のサイトにリンクを張ってくれるように依頼するのは向こうでは定番の手段です。これは日本でよくある「相互リンク」を頼むものではありません。あくまでも自分のサイトへの一方的なリンクです。

● リンクされやすいコンテンツとして、旅行業界なら異なる属性ごとの旅行レビューを作れる。

「20〜30代の独身女性の旅行レビュー」、こんな感じですかね。

● 「有料リンク」という言葉を使わずに、お金でリンクを集める言い回しを使う。「レンタル」や「寄付」など。

リンクはもらいやすくなるかもしれませんが、それはこっちの言い分であってGoogleにとっては有料リンクであることには変わりありませんよね。

● リンクを集めるためにリレーションシップ(Relationship: 関係性)を構築する。

  • ブロガーにコンタクトをとる。
    • Twitterで見つけたユーザーのプロフィールでブログを持っているか調べることができる。
    • 出版物も利用する。ローカル誌も使える。
  • Excelシートに名前や何をやっているかをまとめておきリンク依頼候補者リストを作成する。
  • ブログのコメント、ソーシャルメディア、メール、無料提供で関係性をスタートさせる。
  • 関係を築いたらリンクを依頼する。
    • ブログロールから張ってもらう。
    • ゲストポストを寄稿する。
    • 参照元として記事に載せてもらう。
    • バッヂに掲載してもらう。

旅行関係で影響力のあるブロガーや、旅行についてツイートしているユーザー、旅行記事を紙媒体に書いている人をまず探すわけですね。いきなり「リンクして」ではなく関係性を築きあげてからリンクを依頼します。見ず知らずの人ではない、近しい人からのお願いなら引き受けたくなるんじゃないでしょうか。

ブログロールは「お気に入りサイト」のことです。

ゲストポストは相手のブログに寄稿して、その記事の中や記事執筆者のプロフィールに自分のサイトへのリンクを残しておきます。ゲストポストも向こうでは定番のリンクビルディング手段です。

「バッヂ」は、たとえば「チーム・マイナス6%」のようなプロジェクト・グループに加盟してその称号を貼ることでリンクを得ることです、たぶんw。

● ブログを運営して可能な限りたくさんのコンテンツを作る。

  • Content is still king.(コンテンツは依然として王様。)
  • StumbleUponからのトラフィックを念頭に入れてデザインし共有されやすいようにする。
  • コンテンツのプロモーションとして、ソーシャルネットワークや連絡先リストを使う。
  • よいコンテンツを公開している旅行系サイトの例: North Shore Shark Adventures
  • キャンペーンで成功した旅行系サイト: Best Expedition in the World

StumbleUponはオススメ系の、アメリカでは超メジャーなソーシャルメディアサイトです。

リンク獲得には、もっと言えば上位表示にはそれにふさわしいコンテンツが必須です。これを理解できてない人がいかに多いことか。良質なコンテンツのないサイト(ページ)を上位表示させるのはSEOではなくウェブスパムです。ここではブログを利用して良いコンテンルを公開することを推奨しています。

「Best Expedition in the World」は、2009年に1000万円の報酬をもらってグレートバリアリーフの島々の管理人になり、半年間に渡って島の管理業務やPR活動を行ったキャンペーンです。オンラインでもオフラインでも超話題になり大成功を収めました。バックリンクを調べてみてください。

● 旅行業界の場合はコミュニティに参加する

  • 団体(に加盟してリンクを買う?)
  • スポンサーシップになる

● 自分のサイトにリンクを張ってくれたページをプロモーションして価値を高める。

ソーシャルメディアやゲストポストなどを使うといいそうです。リンク元を広めればそこからの直接のトラフィックが増えるだろうし、リンクの評価がアップするかもしれません。プロモーションされればリンク元サイトの管理者も嬉しいですね。

● リンクを集めるには関係を築くことが大切で、関係性を構築してリンクを手にする。

これが結論です。有益なコンテンツが大前提にあって、そして関係を築きあげていく。現実の世界もインターネットの世界も信頼関係が基盤です。旅行業界に限った話ではありません。

いかにしてGoogleにバレない自作自演リンクをでっちあげるかに没頭するのはお遊びとしては悪くないし、専門職としてそれに関わるのも構いません。でもあなたがビジネスとして一般の人を相手にしたサイトを運営しているなら、今日レポートした「コンテンツ&リレーションシップ」をもとにしたリンクビルディングに取り組んでほしいと思います。

ただ、リンクビルディングのために関係性を作るというのも打算的なので、リンク獲得だけを目的としない純粋な関係に発展させたいですね。

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