[レベル: 上級]
商品のリッチリザルトで利用する構造化データで在庫状況を指定するプロパティに、入荷待ち・取り寄せ注文を表す値を指定できるようになりました。
Offer タイプの Availability プロパティの値に BackOrder を指定
入荷待ち・取り寄せ注文の在庫状況をリッチリザルトに表示するには、Offer タイプの Availability プロパティの値に BackOrder を指定します。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org/",
"@type": "Product",
"name": "スチームオーブレンジ XYZ001",
"image": "https://example.com/photos/photo.jpg",
"description": "PanaPanaSonic の最新スチームオーブンレンジ',
...
},
"offers": {
"@type": "Offer",
"url": "https://example.com/xyz001",
"priceCurrency": "JPY",
"price": "35000",
"availability": "https://schema.org/BackOrder"
},
...
}
</script>
availability で指定できる値
availability プロパティでは次の 10 種類の値を現在指定できます。
https://schema.org/BackOrder(入荷待ち)https://schema.org/Discontinued(販売終了)https://schema.org/InStock(在庫あり)https://schema.org/InStoreOnly(店頭販売のみ)https://schema.org/LimitedAvailability(限定販売)https://schema.org/OnlineOnly(オンライン販売のみ)https://schema.org/OutOfStock(在庫なし)https://schema.org/PreOrder(事前予約)https://schema.org/PreSale(先行販売)https://schema.org/SoldOut(売り切れ)
今はこんなにたくさんあったんですね。InStock と OutOfStock の 2 種類しか認識していませんでした💦
それぞれの値の意味をカッコ内に補足しましたが、InStock の「在庫あり」と OutOfStock の「在庫なし」以外はリッチリザルトで実際にどのように表記されるのか僕は知りません。


EC サイトの方は販売状況に応じて、availability プロパティを使い分けるといいでしょう。
リッチリザルトの表現がより豊かになります。
なお、availability プロパティは Offer タイプで利用するので、(物理的な)商品に限らず販売しているものであればすべてで利用できるはずです。
たとえば、ホテルや旅行などの無形のサービスにも使えるはずです。
