上の動画は、今月7月の3日に開催されたSMX Advanced 2008という大規模な検索マーケティングのエキスポで、GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏が、参加者の質問に回答した「You&A With Matt Cutts」というセッションの前半部分です。

ちなみに、Matt Cutts氏の右に座って進行役を努めているのが、Danny Sullivan(ダニー・サリバン)氏で、今僕が日本版を立ち上げ中の、Sphinnのサイトマスターです。

Googleの社員に直接質問をぶつけることができるというのは、なんともうらやましい限りです。
Sphinn Japanを大きくして、日本でもSMX Japanを開催したいものですね。

「You&A With Matt Cutts」のセッションの内容を取り上げたいところですが、まだ視聴していないので、別の機会にまわします。(爆)

この記事の本題は、SMX Advanced 2008での別のセッション「Give It Up!」でのプレゼンテーションについてです。

このセッションでは、6人のサーチマーケティング界のエキスパートがスピーカーとして、プレゼンテーションを行いました。

Rand Fish(ランド・フィッシュ)氏の「related:」「intitle:」「linkfromdomain:」などの特殊な検索コマンドの解説や、Rob Kerry(ロブ・ケリー)氏のBlack Hat SEO指南(本人はそうではないと主張していますが)も、面白いのですが、僕がいちばん驚いたのは、Michael Gray(マイケル・グレイ)氏のGoogle AdWordsの品質スコアについてでした。w
※6人のプレゼンテーションのサマリーは、こちらで読めます

AdWordsは、キーワードの入札価格を決定するのに、ランディングページの品質もチェックしています。
広告文や検索キーワードに適していれば、ランディングページの品質スコアがアップし、入札価格が低く抑えられるというのが、Googleの説明で、みんなそう信じているはずです。

ところが、ランディングページの品質スコアは、オーガニックサーチ(通常の検索)と同じ要素を見ているというのです。

Michael Gray氏は、AdWordsの同一アカウント内で、ringtone(たぶん着メロのこと)の広告キャンペーンを2つ作成しました。

常識的なランディングページを作り、入札キーワードも広告もまったく同じものを使いました。

違ったのは、ランディングページのURL(ドメイン名)だけです。

クリック単価は、片方が10ドル(約1,000円)、もう片方は、75セント(約80円)でした。

もう一度繰り返しますが、2つのキャンペーンで異なるのはランディングページのドメイン名だけです。

10ドルのドメインは2006年に取得されたもの、75セントのドメインは2008年に取得されたものなので、ドメイン・エイジは関係なさそうです。

Michael Gray氏は、ランディングページが一定の期間に獲得したリンク、しかも信頼度の高いリンクの数が関係しているのではないかと述べています。

その証拠に、ringtoneの広告のランディングページをWhite House(ホワイトハウス)に設定したら、高い品質スコアが与えられました。

言うまでもありませんが、White Houseは米大統領の公式ホームページで着メロとはなんら関係がありません。(笑)

信頼できるサイトは、ランディングページのコンテンツに関係なく、品質スコアの評価が上がるというのです。

もし、ランディングページのドメインが信頼できないサイトだとみなされてしまった場合は、新しいドメインを買って、新しい広告キャンペーンを作成し、キーワードをそちらに移動するのがいいと結論付けています。

本当かどうかは分かりませんが、AdWordsにまでバックリンクが重要になるとしたら、それはちょっと困りますねぇ。(??;

P.S.
Googleは否定するはずです。
つい最近参加した、AdWordsのWebinar(オンラインセミナー)でも、被リンクはランディングページのスコアを上げるのに役立つのかとパネラーに質問したら、関係ないと回答されました。
でも、アルゴリズムは非公開ですから鵜呑みにはできませんね。

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