オンライン消費者の動向を調査するリサーチ会社であるcomScoreの調査によると、今年の10月にUSでYouTubeを利用したユーザーは、1億人を突破しています。

Googleの傘下で運営されているYouTubeでの検索数は、USではGoogle全体の検索数の4分の1を占めており、第2位の検索エンジンと言っても言い過ぎではないでしょう。

YouTubeを利用したマーケティング、ビデオSEO(VSEO)が重要になってくるのは、インターネットビジネスに取り組んでいる人なら、誰しもが感じていることです。

しかし、ビデオSEOに関してはまだまだ出回っている情報が少ないのも事実です。

12月8?12日に米シカゴで開催されたSES Chicago(Search Engine Strategy Chicago)で、YouTube SEOをテーマにしたパネルディスカッションがありました。

そこで今日は、ReelSEOが公開したそのパネルディスカッションのサマリーを、追加と補足を交えて紹介することにします。


● YouTubeのアルゴリズム
まず、YouTubeでのランキング付けのアルゴリズム要素の基本になるのは、次の5つです。

  1. タイトル
  2. 説明文
  3. タグ
  4. 再生回数
  5. 評価

これらの5つは、確実に抑えておきましょう。
(再生回数と評価については、自演で上げろということではありません)

●コンテンツ
コンテンツとして需要が高いのは、「ハウツー(How to)もの」です。

何かをする「方法」や「やり方」を解説したビデオですね。

YouTubeで「パスタ作り方」を検索した結果

手順の説明は、言葉だけよりも画像、画像よりも映像の方が伝えやすい場合が多いので、ビデオを活用したいものです。
需要も多いでしょうし、評価も高くなりそうです。

「○○ 方法」や「○○ やり方」というふうに、タイトルには必ずキーワードを入れて検索に引っかかりやすくしましょう。

●競合調査
自分と競合していると思われるビデオの「統計&データ」セクションで、評価やコメント、リンクしているサイトなどのデータを調査し、何が原因で上位表示されているか分析します。
ライバルのリサーチは、通常のSEOでも必須ですね。

●画面サイズ
現在YouTubeは、「16:9」のワイドスクリーンでの動画投稿もできますが、標準の「4:3」を使います。
検索結果のサムネイル画像は、4:3用に作られているからです。
ユニバーサル検索での表示とコンバージョンも狙うなら、4:3でアップロードします。

●説明文
訴えたい情報を制限文字数内に収めます。
検索結果では、全角で35文字前後、個別ページでは45文字前後です。

1行目にURLを入れます。
個別ページでは、ハイパーリンクが張られるので1クリックで自分のサイトへ誘導できます。

説明文のクリッカブルURL

●ビデオの画像
クリックを促すような文字や画像を入れます。
YouTubeは、検索結果のサムネイル画像として、ビデオの1/4、1/2、3/4の位置の場面を使います。

電話番号を表示します。
背景は番号を目立たせる色にしましょう。

また、ビデオ全体を通してURLを表示させます(ビデオの最後は、よくある)。
そして、説明文に書いたURLをクリックするように促します。
「詳しくはこちら」「続きはこちら」「キャンペーン実施中」などのようにビデオを見た後に、サイトに訪れるように行動を起こさせましょう。

●便乗作戦
人気のあるビデオにコメントして、自分のビデオへのリンクを張ります。
URLでリンクするのではなく、クリックを誘うアンカーテキストでリンクします。

人気のあるビデオと似てはいるけれど、完全にコピーしたものではないビデオを作ります。
運がよければ、関連した動画として表示されるかもしれません。

●アクセス解析
YouTubeには、Insightといってアクセス状況をトラッキングするツールが付いています。

YouTube Insightの画像
※キャプチャ画像提供:oKi&Kota

YouTube Insightでは、投稿した動画の再生回数や、年齢や性別といったユーザー層、アクセス地域、ビデオにリンクしているサイトなどの統計データを調べられます。
既存のビデオのチューニングや新しいビデオの作成の参考にしましょう。

●自サイトをYouTube用に最適化
1つのビデオごとに、テキストを最適化したページを作成します。
ビデオの周囲に関連したキーワードを配置して、ターゲットキーワードでYouTubeのページへリンクします。
同じビデオ情報で、YouTube以外の動画サイト(Google Videoや、日本ならニコニコ動画?)に投稿します。

ビデオ投稿サイトを使わずに自分のサイトで、ビデオをホストすることもできますが、ビデオ投稿サイトを使ったほうがメリットが多いようです。

  • 専門サイトなので回線が太く安定してるので再生にトラブルが少ない
  • YouTubeなどのドメインの強さで、検索エンジンの一般検索で上位表示に有利
  • 動画サイト内の検索でも見つけてもらえる

2つめ3つめは、ここまで説明したように、最終的に自分のサイトへ誘導できるような仕組みを整えておかなければなりません。


VSEOが大切になってくると分かっていても、どうやったらいいのか情報が少ない中で、このSES Chicagoのセッションはかなり有益なノウハウになるのではないでしょうか。

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