読んでいる記事のキーポイントをAIで生成するSGE while browsingをGoogleが公開

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Google は、SGE (Search Generative Experience)新しい機能を 3 つ導入しました。

要点をまとめる SGE while browsing

SGE while browsing と呼ぶ機能は、閲覧中のウェブページのキーポイント(要点)を箇条書きでまとめてくれます。
Android/iOS 版 Google アプリと PC 版 Chrome で利用できます。

こちらは、アナウンス記事が掲載している PC 版 Chrome でのデモです。
ツールバーの G アイコンをクリックすると、サイドパネルが開き、SGE while browsing がそのページのキーポイントを生成します。

こちらは、Google アプリの SGE while browsing です。
スクリーンの下部に出てくるバーの「Generate」ボタンをタップするとキーポイントのリストが生成されます。

デモではなく、SGE while browsing が PC 版 Chrome で実際に稼働している様子です。

スマホで稼働している様子です。

僕自身は、設定は有効にしているのですが使えていません😢

SGE while browsing

SGE while browsing ではほかにも、そのページでキーとなるような情報を特定するための質問を生成し、該当する場所をハイライトする機能も提供されます。

特に長い記事を読む際に、SGE while browsing は便利そうです。

用語の定義を表示

検索結果で SGE が生成するスナップショットに、専門用語が含まれることがあります。
そうした場合に、その専門用語の定義をツールチップで表示するようになります。

ツールチップでの用語解説の機能はまだ導入されていません。
まもなくとのことです。

コードを色分け

コーディング関連のクエリでは SGE が コードを生成します。
生成したコードを理解しやすいように、キーワードやコメント、文字列などの要素をより速く簡単に識別できるように色分けするようになりました。

SGEが生成したPython

小さな改良ですが、開発者にとっては嬉しい改良ではないでしょうか。

検索での LLM 利用に遅れをとっていた Google ですが、SGE の改良で猛追しています。
正式公開までには、さらに新しい機能が加わることでしょう。