ページエクスペリエンスレポートの良好URLにトップニュースの表示回数も記録されるようになる

[レベル: 上級]

Search Console のページ エクスペリエンス レポートが記録する PC 検索での「良好 URL の合計表示回数」に、ウェブ検索結果以外の検索結果でのインプレッションも含まれるようになりました。

トップニュース枠での掲載も対象に

ページ エクスペリエンス レポートは、次のページ エクスペリエンス シグナルが良好な URL の状態をレポートします。

  • コア ウェブ バイタル
  • HTTPS
  • モバイル フレンドリー ※モバイルのみ

「良好 URL の合計表示回数」として、ページ エクスペリエンスが良好な URL の検索インプレッションの総数のデータも入手できます。


ページエクスペリエンス レポート

PC では、この表示回数データに、トップニュースなどの特別な検索結果でのインプレッションも含まれるようになりました。
📝すずき注: モバイルのレポートは変更なし

トップニュース

“additional desktop features, such as Top Stories”(トップニュースなどの追加の検索機能)と Google はヘルプページで説明しているので、トップニュースのほかに、おそらくレシピ検索や動画検索など、ウェブ検索以外の特別枠のことを意味しているのだろうと推測します。
つまり、これまでは、ウェブ検索結果に掲載された良好ページのインプレッションだけをレポートの計測対象にしていたということです。

この変更により、PC のページ エクスペリエンス レポートでの「良好 URL の合計表示回数」が増加しているサイトがあるかもしれません。
ただし増加していたとしても、検索結果での表示が増えたわけではありません。
レポートに記録される対象ページが増えただけです(例: トップニュース枠での掲載は今までは含まれていなかったが今は含まれているので、その分が増えた)。

ウェブ検索結果以外の枠、特にトップニュース枠に掲載されるコンテンツを発行しているサイト(メディア系が多いですかね)は、ページ エクスペリエンス レポートのインプレッションに変化がないかどうか確認してみるといいでしょう。
5 月 13 日付(太平洋時間)の変更です。

なお、検索パフォーマンス レポートと Google ニュース レポートで検索の見え方フィルタを「ページ エクスペリエンス: 良好」に設定したときにも、今回の変更は適用されます。