#SMX Advanced Seattle 2013 に参加しました

SMX Advanced ロゴ
6月11・12日に米シアトルで開催されたSMX Advanced 2013に参加しました。

SMXは、Search Marketing eXpoの略称で、検索エンジンマーケティングを主要なテーマにした、この業界ではもっとも有名なカンファレンスです。

世界各地で開催され、毎年6月に米シアトルで開かれるAdvancedは、名前が示すとおり上級者向けの内容になっています。

僕が所属している株式会社セルフデザイン・ホールディングスの海外遠征の一環で参加して来ました。

SMX Advancedへの参加は今年で4度目になります。

セッションレポートは別記事でまとめるとして、まずは恒例の、カンファレンス中に撮影した写真をご覧ください。

SMX Advanced Seattle 2013 フォトギャラリー

会場はいつもと同じ、海のすぐそばにあるBell Harbor International Conference Centerです。
会場の入り口

レジストレーションを先に済ませます。
レジストレーションカウンター

ネームホルダーと大小のパンフレット、特性バックパックなどが配布されます。
ネームホルダーとパンフレット、バックパック

セッションは上のフロアーで行われます。
エスカレーター

今回のSMXでは、4つのトラック(カテゴリ)にわかれたセッションが同時に走りました。

  • SEO
  • PPC
  • ソーシャル&モバイル(1日目)/コンテンツ&ローカル(2日目)
  • 特別セッション

自分が興味あるセッションをこのなかから自由に選べます。
僕のメインは当然SEOトラックです。
SEOトラックの案内ボード

でもまずは腹ごしらえ。
朝食が出ます。
朝食のパンや果物、飲み物など

参加したことのあるカンファレンスのなかでは、SMXの朝食がいちばん充実してると僕は感じてます。

エネルギーチャージして、いよいよSMXがスタートです。

Search Engine LandのFounding EditorでSMXの主催者代表、Danny Sullivan(ダニー・サリヴァン)氏のあいさつで幕を開けます。
Danny Sullivanのあいさつ

1つのセッションは3〜4人のスピーカーが順にプレゼンテーションします。
スピーカーたち

セッションスライド

セッションスライド

セッションスライド

人気のあるセッションは大きなホールが満席になります。
満席のセッション会場

一方、1Fのエキシビジョンホールではスポンサーたちのブースが並び多くの人で賑わってます。
展示会場

Bingは米国では元気です。
Bingのブース

SEOMozからブランド名を改めた、Mozのブースです。
Mozのブース

マスコットキャラクターのRogerのアンテナを引っ張ってみました。w
Rogerと記念撮影

目一杯セッションで勉強してお楽しみのランチです。

事前予約しておくと、Google社員と同じテーブルでランチしながら話ができます。
右に見える男性がGoogleのNathan Johns(ネイサン・ジョーンズ)氏です。
Photo of Nathan Johns

サーチクオリティチームでスパム対策関連の仕事を担当しているそうです。

でも“いい”情報は聞けませんでした。
スパム系のことなので突っ込んだ質問には答えてもらえないし、専門外のことはわからないことが多くありました。

Googleからやって来たPigとPug、Polar Bearです。
Googleのブタとパグ、シロクマ

実態は、パンダとペンギンの次は何だ? と主催者側が用意したぬいぐるみでした。

SMX Advancedの目玉セッション、GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏とダニーとのQ&Aトークセッションは、このブタとパグ、シロクマに囲まれて行われました。
マット・カッツとダニーのトークセッション

マットが出るセッションはスクリーンに投影され、別の会場からでも映像で視聴できます。
スクリーンでみるマット・カッツのセッション

Matt Cutts氏のQ&Aセッションは別の記事でレポートします。

シロクマとパグと記念撮影してきました。w
シロクマとパグと撮った写真

この時、ブタは、マットに連れられて別のところで参加者たちと記念撮影中です。

非売品のマット・カッツTシャツです。
マット・カッツTシャツ

街でこれを来ている人を見かけたらそれは僕です。w

こちらは、SEOトラックの最後のセッションです
SEOのエキスパートたちが参加者からの質問に回答します。
SEOに質問してみようセッション

途中から、BingのDuane Forrester(デュアン・フォレスター)氏と GoogleのMatt Cutts氏が飛び入り参加して。がぜん盛り上がりました。
Duane ForresterとMatt Cutts

フォレスター氏は、米Bingでシニア・プロダクト・マネージャという上級職に就いています。

セッション中に自分のスマホを取り出して話すふりをしたところ、マットが「それってWindows Phone? 使ってる人を初めて見た」と茶化すと会場は爆笑の渦。

フォレスター氏はマット以上にSEOカンファレンスに顔をよく出します。
今回僕は初めて言葉を交わしてきました。
「日本のBingをどうにかしたほうがいいんじゃない?」と伝えてきました(ホントに)。

こちらは「オレはブラックハットだ!」と勇猛果敢にMatt Cuttsに挑んだ若者です。
ブラックハット

隠れてコソコソ悪いことをやるんじゃなくて、これくらい堂々としてると返って気持ちがいいですね。(笑)

逆光になってしまいましたが、Google Glassです。

装着しているのはSearch Engine LandのEditor-In-Chief、Matt McGee(マット・マギー)氏です。
1人でしゃべっている光景は隣で見ているとやっぱり奇妙でした。

すべて終わったあとに、ダニーとSearch Engine RoundtableのBarry Schwartz(バリー・シュワルツ)氏と記念撮影です。
Photo with Danny and Barry

バリーは、多いときは1日に6、7記事を書きます。
ブログを書くのに毎日どのくらい時間を使っているのか尋ねたら、だいたい3時間くらいだそうです。
あの質と量の記事を3時間で仕上げるとは信じがたいです。

日本から持っていったペンギンの飴玉を2人にはプレゼントしてきました。

ホテルのクマに見送られてシアトルをあとにしました。
エッジウォーターホテルのクマ

部屋に戻ってくるといつもきちんとこの状態にセットされてます。
かわいいですけど、寝る時にはどかさないとならないのでビミョーにじゃまです。w

2日間のカンファレンスはあっという間に終わってしまいました(このあと、SMXの翌日にLocal Universityというワークショップにも参加してます)。

今年のSMX Advancedでは、大ニュースにしたくなるような情報こそ出て来なかったものの、小粒ながらも非常に価値ある情報をたくさん得ることができました。

今週(と来週?)にわたって、セッションレポート記事を公開していきます
楽しみにしていてください。