[レベル: 中級]
Microsoft は、Bing Webmaster Tools に「AI Performance(AI パフォーマンス)」レポートをベータ版として公開しました。
AI Performance は、Copilot と Bing における AI 生成サマリー、および一部のパートナー AI プロダクトにおいて、管理サイトのコンテンツがどのように引用・参照されているかのデータをレポートします。
AI Performance ダッシュボードの指標
ベータ版のラベルとともに AI Performance がレポートメニューに追加されています。
次の指標のデータを入手できます。
- Total Citations:選択した期間内に AI 回答でサイトコンテンツが引用された回数
- Average Cited Pages:1 日あたりに引用されたユニークなサイトページ数の平均
- Grounding Queries:AI システムが引用コンテンツを取得する際に使用したサブクエリ
- Page-Level Citation Activity:個別の URL ごとの引用回数
折れ線グラフは、指定した期間における合計引用数 (Total Citations) と1日あたり平均引用数 (Avg. Cited Pages) の推移を表しています。
Grounding Queries(グラウンディング クエリ)とその引用数です。
引用されたページの URL とその回数です。
残念ながらクリック数のデータは提供されません。
—
Bing Webmaster Tools は 2023 年 10 月に Copilot(当時は Bing チャット)でのインプレッションとクリックをレポートするようになりました。
しかし、ウェブ検索と合算でレポートするため、切り分けできませんでした。
実質的には、データ入手できないも同然です。
一方で、AI Perfomance は、クリック数こそ提供しないものの、Copilot(とそのパートナープロダクト)での、引用数と対象ページのデータをレポートしてくれます。
Copilot であったとしても、AI 回答でどのページが参照されているかを検証できるのは画期的です。
また、グラウンディングクエリは、クエリ ファン・アウトで使われたサブクエリを知る手掛かりになります。
AI Perfomanceがレポートする情報はコンテンツ改善や新規トピック発掘に役立てられそうです。
AI Overview/AI Mode だけのレポートを Search Console で Google が提供する気配は一向にありません。
Bing Webmaster Tools の AI Perfomance に触発されて、AIO/AIM レポートを準備してくれることを切に願います。
