[対象: 中〜上級]

Googleは、HTTPSをランキングシグナルとして取り入れました。

HTTPからHTTPSへ移行する際のサイト管理者たちからの質問にGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏がGoogle+で回答しています。

僕たちにも参考になるので紹介します(すべてではありません。一部はHTTPS Everywhereからです)。

HTTPS移行への質問に対するジョン・ミューラー氏から回答

Q: 「HTTPSを考慮に入れる」というのは、HTTPSページの順位を上げるということか?

A: そのとおり。今のところはわずかだが、HTTPSのほうが上位になることがある。

Q: EV SSLなどサーバー証明書には種類があるがどれにすべきなのか?

A: 種類は問わない。今のところGoogleが条件に【UPDATE】推奨しているのは 2048 bit(以上)の証明書であること。もし1024 bit の証明書を使っているなら入れ替えることを勧める。

Q: 現状で、HTTPとHTTPSの両方でアクセスできる。rel=”canonical”でHTTPに正規化している。この場合はどうなるか?

A: インデックスするほうを対象にする。HTTPページをインデックスするので、HTTPSページは評価対象にはならない。

Q: ウェブマスターツールには次の4つを登録しなければならないのか?

  • http://example.com
  • http://www.example.com
  • https://example.com
  • https://www.example.com

A: それぞれの状態を知りたいなら登録したほうがいい。登録を勧める。

Q: HTTPからHTTPSへの移行には「アドレス変更ツール」が使えない。

A: 今は利用できない。当面は301だけで対応してほしい。

Q: http://www.domainA.com を http://www.domainB.com にリダイレクトした。domainB を HTTPSに移行するときのリダイレクトはどうなるか?

A: リダイレクトチェーンにGoogleは対応しているが、速度を落とさないためにも直接リダイレクトしたほうがいい。

  • ×: http://www.domainA.com => http://www.domainB.com => https://www.domainB.com
  • ◯: http://www.domainA.com => https://www.domainB.com

Q: 一般的な大規模サイトの移転のように、サイトの部分ごとに段階的に移行してもいいか?

A: 内部リンクで指定された 「http://」・「https://」と実際の「http://」・「https://」が一致しないことがあり得るので、サイト全体を一気に移行したほうがいい。必ずテスト環境で十分に検証する。

Q: HTTPSへの移行でランキングが下がることはないか?

A: 一時的に不安定になったりサイトの規模によって時間がかかることがあるかもしれないが、正しい設定で移行を実行できていれば元の状態は維持される。

HTTPSへの移行にあたって疑問、質問があればコメントに書き込んでください(Google+TwitterでもOKです。FBはやってないのでNGです)。

僕でわかるものは僕が、僕でわからないものはウェブマスター向けハングアウトでGoogleの人に聞いて、別の記事で回答しようと思います。

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海外SEO情報ブログTOPGoogle SEO › HTTPからHTTPSへの移行で出てきた質問に回答

Comments

  1. By 田中甫朋 on

    いつも拝見させていただいてます。

    すでに質問などが上がっているのかもしれませんが、
    ・128bitの証明書を条件外とした理由
    ・128bitの証明書は今後、検索シグナルに含まれる可能性はあるか
    上記質問をしていただけないでしょうか。

    お手数ですが、宜しくお願いいたします。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    (128bitではなく1024bitでした。記事を修正しています)
    1024bitは強度が低いためセキュリティが十分ではないからです(破られる可能性がある)。
    条件を引き上げることはあっても下げることはないでしょうね。
    でも機会があれば、確認はしてみます。

    ご質問ありがとうございました。

    【UPDATE】
    2048bitは必須条件ではなく推奨条件でした。
    今のところは、HTTPSであれば問題ないようです。
    間違った情報を提供してしまいご迷惑をおかけしました。
    お詫びします。
    記事も修正してあります。

  2. By 富田大河 on

    いつも拝見させて頂いています。
    海外情報は大変役立つことが多いので
    英語の使えない人間にとっては、嬉しい情報源です。

    ところで、今回の記事で気になりましたのが
    通常は「http://www.example.com」なのですが
    申請の入力フォームだけ「https://www.example.com/inquiry/」などの場合
    というのはどう影響するのでしょうか。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    HTTPSページの評価が上がるので、その入力フォームのページの評価が上がります。
    サイト内の他のページにはプラスにもマイナスにも働きません。
    フォームのページは検索からのトラフィックがあるページではないので、実質的には今回のアルゴリズム更新は関係ないといえます。

    ご質問ありがとうございました。

  3. By 松本 on

    いつも興味深く拝読させて頂いております。
    SSL化についてひとつ質問させてください。

    Google ウェブマスター向け公式ブログの最新記事内で以下のような記述があります。
    「同じ安全なドメイン上にあるリソースには相対 URL を使用します」

    こちらなのですが、内部リンクも絶対パスではなく相対パスを使うべきという解釈で良いのでしょうか?

    お手数ですが、よろしくお願いいたします。

    *** Reply from Suzuki Kenichi ***
    相対URLを使うと、プロトコルは必ず https:// になりますよね。
    http:// が混在しないように相対URLを推奨しているのです。
    ただ絶対に、完全なURLがダメといっているわけではありません。
    https:// で必ず始まるなら問題は起きないでしょう(問題が起きるかもしれないから、相対URLを勧めているんですね)。

    なお外部ドメインへのURLについては、http: も https: も付かない「//」から始まるプロトコル相対URLを推奨しています。

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