[レベル: 中級]
先月導入された Bing ウェブマスターツールの AI Performance(AI パフォーマンス)に「Grounding Query – Page Mapping(グラウンディング クエリ – ページ マッピング)」レポートが追加されました。
特定のグラウンディング クエリに対してどのページが引用されているか、また特定のページがどのクエリによって参照されているかを「Grounding Query – Page Mapping」で把握できます。
ページが引用されたグラウンディング クエリを調査可能
導入直後の AI Performance レポートでは、グラウディングに利用されたページを調べることはできました。
また、グラウンディングに使われたクエリを知ることもできました。
しかしながら、どのページがどんなグラウンディング クエリで利用されたのかや、そのグラウンディング クエリでどのページが使われたのかを紐付ける、いわゆる “マッピング” は提供されていませんでした。
ユーザーからのフィードバックを受けて、マッピング機能が実装されました。
グラウンディング クエリを選択して引用されたページを表示するか、もしくは引用されたページを選択して関連するグラウンディング クエリを表示できます。
レポートされているグラウンディング クエリのいずれかを選択します。
すると、そのグラウンディング クエリで引用されたページの URL が引用状況のグラフとともに提示されます。
引用されたページの URL を選択すれば、引用に使われたグラウンディング クエリを調べることもできます。
特定のページについてのグラウンディング クエリがレポートされます。
なお、1 つのグラウンディング クエリが複数のページにマッピングされることがあります。
逆も然りで、1 件のページが複数のグラウンディング クエリにマッピングされることもあります。
AI Performance レポートにおけるグラウンディング クエリとは
AI Performance レポートにおけるグラウンディング クエリについて補足します。
レポートを見て短いクエリばかりだと疑問に感じている人がいるかもしれません。
AI Performance レポートのグラウンディング クエリは、ユーザーが実際に入力した質問やプロンプトの全文ではありません。
AI によって生成された回答全体における引用アクティビティを要約した、グループ化および一般化されたフレーズです。
また、Copilot が使用した内部クエリの正確な表現を表示するものでもありません。
グラウンディング クエリは、検索アクティビティに関する要約ラベルまたはテーマを表示していると解釈してください。
そのため、短いものが多いのです。
実用的な解釈としては次のようになります。
- 適していること:コンテンツが引用されているトピック クラスターやテーマの特定
- 適していないこと:正確なプロンプト、正確な検索語句、または正確な Copilot ユーザーの意図の復元
端的に言えば、グラウンディング クエリはトピックのような要約フレーズであり、文字通りのユーザー クエリではありません。
なお、AI Performance の使い方や仕組み、指標の見方はヘルプページで確認できます。
Grounding Query – Page Mapping の FAQ も追加されています。
