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Googlebot は現状では HTTP/2 をサポートしていません。
将来的には可能性はありそうですが、今すぐのサポートは期待できません。

HTTP/2 のサポートには利点なし?

Googlebot のレンダリングの仕様に関するドキュメントをつい最近 Google は公開しました。

ドキュメントのなかに次のような言及があります。

Googlebot and WRS only speaks HTTP/1.x and FTP, with and without TLS.

Googlebot と WRS は TLS または 非 TLS の HTTP/1.x と FTP とのみ通信します。

HTTP/2 では Googlebot は通信しないと読み取れます。

HTTP/2 をサポートする計画はあるか? と、JavaScript と SEO をテーマにした Google グループで質問が投稿されました。
Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は 次のように回答しています。(※読むには、グループに参加する必要あり)

HTTP/2 requests go through an upgrade mechanism from HTTP/1.x ( http://httpwg.org/specs/rfc7540.html has more), so HTTP/2 servers should continue to support HTTP/1.x clients. For Googlebot, we haven’t seen evidence that using HTTP/2 will help crawling & rendering significantly (since Googlebot’s not like the average browser), but I’m sure that’s just a matter of time. 

HTTP/2 のリクエストは HTTP/1.x の上位の仕組みとして送られる。したがって、HTTP/2 (をサポートする)サーバーは、HTTP/1.x のクライアントのサポートを続ける。

Googlebot に関して言えば、HTTP/2 を使うことがクロールやレンダリングに優位な助けになる証拠を私たちは確認できていない。

※読みやすいように改行を追加

ミューラー氏の発言のポイントは次の2点になるでしょう。

  • たとえ Googlebot が HTTP/2 をサポートしていなくても HTTP/1.x で通信できる
  • HTTP/2 を Googlebot がサポートしたとしても利点がない

メリットを感じていないようなので、今すぐのサポートは期待できなさそうです。

HTTP/2 の将来的なサポートには期待

表示速度の高速化を図るのであれば、HTTP/2 はおおいに役立ちます。
Googlebot がサポートしていないからといって、導入をためらう必要はまったくありません。

Googlebot のクロールおよびレンダリングの観点から見た場合には、単純に、利点をたいして見出だせないというだけの話です。

ミューラー氏は、最後に次のようにも言ってます。

だが Googlebot が HTTP/2 をサポートするのは時間の問題だとも絶対に思う。

将来的なサポートをほのめかしています。

現在の Googlebot は Chrome 41 相当です。
この記事を書いている時点での Chrome (安定版)の最新バージョンは 60 です。
僕たちユーザーが使っている Chrome と Googlebot のChrome のバージョンには開きがあると言っていいでしょう。

Googlebot のバージョンアップも検討されていそうなので、そのタイミングで HTTP/2 をサポートするかもしれませんね。

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