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GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏が、HTTP/2がSEOに与える影響についてGoogle+で説明しました。

HTTP/2 & You? I occasionally hear webmasters ask about HTTP/2 and their site + web-search. The good news is that HTTP/2 doesn’t change the core concepts of HTTP, it doesn’t change the URLs, and is transparently supported for users & crawlers if they ask for it. Its primary differences focus on improved performance. Your hoster could add support for HTTP/2 and you might not even notice — who knows, maybe they support it already :). Additionally:

# HTTP/2 has no impact on SEO. Search engine crawlers (even if they don’t support HTTP/2 yet, like Googlebot) will continue to work normally, you don’t have to set up redirects, change links, add markup, or make any changes in Search Console.

# Most browsers only support HTTP/2 together with HTTPS. That’s when users will usually see improvements. Already on HTTPS? Awesome, you’re all set.

# HTTP/2 is ready for use now, and supported in lots of website server setups.

In short, from a search point of view, there’s nothing to hold you back from adding support for HTTP/2! Curious about more? Check out these links:

# http://hpbn.co/http2
# https://http2.github.io/faq
# https://en.wikipedia.org/wiki/HTTP/2

結論だけを言えば、HTTP/2はSEOにはまったく影響を与えません。
導入への障害はほぼゼロです。

HTTP/2が何だか知らないという人は、Web担の連載コラムで以前に簡潔にまとめたことがあるのでそちらを参照してから読み進めてください。

検索の観点からはHTTP/2導入にはまったく支障なし

ミューラー氏による解説を日本語に訳します(読みやすくするために体裁を変えています)。

HTTP/2と管理サイト・ウェブ検索についてウェブマスターたちが質問するのを時おり耳にする。次のような、良いお知らせがある。

  • HTTPの中核になる概念をHTTP/2は変更していない
  • HTTP/2はURLを変更させない
  • HTTP/2を要求したとしても、ユーザーやクローラには透過的にサポートされる

(HTTP/1.1)との主な違いは、パフォーマンスの向上だ。

あなたが利用しているサーバー会社はHTTP/2を追加できるだろうし、追加したとしてもそれに気付くことすらないかもしれない。ひょっとしたらもうすでにサポートしているかもしれない。

次も追加しておく:

HTTP/2はSEOに影響を与えない

検索エンジンのクローラは(GooglebotのようにHTTP/2をまだサポートしていないとしても)、正常に機能し続ける。リダイレクトやリンクの変更、タグの追加、Search Consoleでの変更を設定する必要はない(※リダイレクトについて補足あり)。

ほとんどのブラウザはHTTPSとともにHTTP/2をサポートする

ユーザーが改善を通常感じるのはHTTPSとHTTP/2がそろっているときだ。すでにHTTPS化しているならすばらしいことだ。準備万端だ。

HTTP/2はもう利用できる段階

また、多くのウェブサーバーの構成でサポートされている。

要するに、検索の観点から見ると、HTTP/2のサポートの追加を思いとどまらせることは何もない。

HTTP/2についてもっと知りたければこちらのリンクを参照:

※補足:
「リダイレクトは不要」とミューラー氏は言っています。しかし、その下の説明にあるように、HTTP/2をサポートするブラウザの大半は、HTTPS接続をHTTP/2通信では要求します。したがって実質的には、HTTP/2とHTTPSはセットだと考えていいでしょう。HTTP/2の導入にあわせてHTTPS対応するのであれば、HTTPからHTTPSへのリダイレクトが通常は必要です。

SEOにはマイナスにもプラスにも影響せず

ミューラー氏によれば、HTTP/2にしたからといって、検索に関してはマイナスな影響を心配する必要はないようです。

Googlebotは現状ではHTTP/2をサポートしていません。
そうはいっても、クロールやインデックスには何も影響を与えません。
通常どおりクロール・インデックスします。

一般的に使われているブラウザも現在はほぼサポートしているのでユーザー利用の観点からも心配はいらないでしょう。

ではマイナスな影響を与えることはなかったとして、HTTP/2を導入しているサイトにはプラスの影響が出るのでしょうか?

残念ながらプラスの影響もありません。

先程も書いたように、そもそもGooglebotはHTTP/2をサポートできていないので、HTTP/2ではサイトにアクセスしません。
HTTP/2だろうがHTTP/1.1だろうが、Googlebotには関係ありません。

高速化はプラス影響を間接的に及ぼす

しかし、“直接的”な影響はなかったとしても“間接的”なプラスの影響が生まれることは十分にありえます。

ユーザーは速いサイトを求めています。
AMPは、まさにそうしたユーザーの要望をかなえるために誕生したのでしたね。

表示速度が速ければユーザーに支持・評価されて、結果的に、検索エンジンの評価が高まることに何らかの形で間接的に影響するかもしれません。

検索にかぎらず、高速な表示はコンバージョンやエンゲージメントも大きく貢献します。
Google JapanでAMP開発に関わっている、ダンカンさんがこんなデータをTwitter経由で教えてくれました

導入できる環境にあるなら、HTTP/2の実装を積極的に検討してもいいのではないでしょうか。

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