丸で囲って検索、「Circle to Search」をGoogleがリリース

[レベル: 中級]

「Circle to Search」という新しい検索機能を Google はリリースします。
Circle to Search を利用すると、スマホで今使っているアプリを離れることなく、ディスプレイに写っているものをその場で検索できます。

囲む、書き込む、ハイライトする

Circle to Search の使い方は次のとおりです。

  1. ホームボタンまたはナビゲーションバーを長押しすると Circle to Search が起動する
  2. 調べたいもの(画像でもテキストでも)を指先でなぞって囲む

丸 (circle) で囲むのが一般的なようですが、なぞってマークしたりハイライトしたりしても Circle to Search は機能します(後述)。

たとえば、ファッション系の動画を視聴していてモデルがかけているサングラスが気になったとします。
Circle to Search で囲むとそのサングラスに似たサングラスをウェブから見つけ出してくれます。
ECサイトであれば購入も可能です。

続けて、同じデザインのバッグやブーツも Circle to Search で探せます。
そのとき使っていたアプリから離れる必要はありません。
検索が終われば、アプリ利用を即座に再開できます。

なお、ウェブ検索結果に加えて広告も表示される場合があるとのことです。

Multisearch との連携

Google レンズとテキスト検索を融合した Multisearch とも Circle to Search は連携します。

たとえば、ソーシャルメディアで最近よく目にするホットドッグがあったとします。
名前は知りません。
そんなときに、Circle to Search を呼び出してそのホットドッグを囲み、「どうして “これ” はそんなに人気があるの?」とテキスト入力します。

すると、Multisearch が被写体(ホットドッグ)を認識して検索します。
📝すずき補足:Multisearch は AI をベースにして画像認識する

📝すずき補足:韓国で人気のホットドッグらしい

ここでも Circle to Search を利用すれば、ソーシャルメディアのアプリ利用を中断して検索アプリを別途起動せずにそのまま検索できます。

テキスト検索にも対応

ここまでは画像の例でした。
画面上のテキストも Circle to Search はサポートします。

YouTube ショート動画を楽しんでいたら「thrift flip」という見慣れないフレーズが表示されました。

Circle to Search で「thrift flip」をなぞります。
丸 (circle) で囲まなくても Circle to Search は機能します。

なぞった thrift flip を検索してくれます。

今までであれば、今使っている YouTube アプリから離れて検索アプリを起動して「thrift flip」を調べなければなりませんでした。
しかも、動画内のテキストはコピーできないので、thrift flip を自分で検索ボックスに入力する必要もあります。
しかし Circle to Search を利用すれば、その場でサクッと検索できます。

ちなみに、Thrift flip とは、節約のために中古衣料品を購入し、より魅力的な衣料品に作り替えて、値段を上乗せして転売する活動のことだそうです。
専用のアプリもあるようです。
📝すずきメモ:SGE 調べ

1/31 に Android スマホ最上位機種に提供開始

Circle to Search は 2024 年 1 月 31 日に、次の最上位機種の Android スマートフォンで利用できるようになります。

  • Pixel 8
  • Pixel 8 Pro
  • Samsung Galaxy S24 新シリーズ

すべての言語と地域で公開とのことです。
なので、日本でも使えます。
Pixel 8/Pixel 8 Pro もしくは Galaxy S24 を使っている人は楽しみですね。

【UPDATE (2024/1/18)】
日本語での公式アナウンスが出ました。
Circle to Search の日本語名は「かこって検索」です。