このブログでも予告したようにGoogle Insights for Search(グーグル インサイト フォー サーチ)の日本語版が公開されました。

Offcial Google Blogのアナウンスによれば39の言語への移植が完了したとのことなので、日本語版はそのうちの1つということになります。

AdWords日本版公式ブログでも、Google Insights for Search日本版公開の発表がありました。

英語版のインターフェイスでも日本語キーワードのリサーチは可能でしたが、英語ということで多少なりとも抵抗を感じていたユーザーには、朗報ですね。

AdWords日本版公式ブログでも触れられていますが、Google Insights for Searchを利用するに当たっての注意点と意外に知られていない使い方を補足します。

次の部分になります。

データを正しく活用するためには、以下の3つのポイントにご注意ください。

1. データは指定した条件でのサンプリングに基づく推測値です。

2. 数値は絶対値ではなく相対値です。
正規化(Nomalized): 指定した条件での全体の検索ボリュームに対する比率を算出
数値化(Scaled): 指定した条件での最高値を100としてグラフに表示
3. 指定した検索クエリの同義語、単数形、複数形は含みません。
スペース区切り: テニス シューズ
順番を問わず テニス と シューズ の両方の用語の組み合わせを含む検索クエリ

二重引用符: “テニス シューズ”
順番通りに “テニス シューズ” の両方の用語の組み合わせを含む検索クエリ

プラス記号: テニス + シューズ
結果には、テニス または シューズ いずれかの用語の組み合わせを含む検索クエリ

マイナス記号: テニス – シューズ
テニス に関する シューズ 以外の用語の組み合わせを含む検索クエリ

1は、まあいいでしょう。
実際の検索ボリュームをそっくりそのまま反映した数値ではなく、だいたいこのくらいになるという参考値です。

2は、要注意です。
Google Insights for Searchは、指定したキーワードが検索数全体に対してどのくらいの割合を占めているかのデータを示します。

したがって、グラフの線が下降しているからといって、検索ボリュームも下がっているわけではないのです。
全体に占める比率が下がってきたに過ぎないのです。
ひょっとしたら、検索数自体は上昇しているかもしれません。
そのキーワードに対する興味関心が薄れてきて、トレンド(流行)ではなくなってきたということになります。

3の検索オプションは知っておくと便利です。
複数キーワードをそのまま入力したときは、すべてのキーワードが含まれる検索のデータを返します。キーワードの順番は、考慮されません。
「””(ダブルクォーテーション)」で囲ったときは、入力した順番で検索した場合のデータだけが返されます。
より絞り込んだリサーチができます。

「マイナス記号」は、無関係なキーワードのデータを除外するときに役立ちます。
たとえば、次の日曜日には衆議院選挙が行われます(みなさん、選挙には必ず行きましょう(笑))。
各党とも「マニフェスト」を発表しました。

「マニフェスト」を調べてみると、なにやら政治とは関係のない「マニフェスト」が混ざっているようです。

Google Insights for Searchで「マニフェスト」を検索

産業廃棄物を処理するときの管理票として「マニフェスト制度」というのがあるんだそうです。

今は政権公約としてのマニフェストを調べたいわけですから、ジャマですね。

ということで、「マニフェスト -廃棄物 -廃棄」で検索しなおしてみます。

Google Insights for Searchで除外キーワードを指定して「マニフェスト」を検索

よい感じです。(^^)

他には、フィルタの使いこなしもポイントになります。

Google Insights for Searchフィルタ設定

AdWordsを利用するときには、需要のある地域を調べてそこを攻めるという使い方ができます。

物販を目的としているなら、カテゴリは「ショッピング」を選んだほうが購入を目的とした検索データが期待できます(前後のクエリなどで判断しているそうです)。

あとはちょっとした情報を。

Google Insights for Searchのデータ更新は日次です。

モバイル検索のデータは含まれません。

Googleトレンドでも、検索ボリューム推移の動向を知ることができますが、Google Insights for Searchとは結果が異なります。

Insights for Searchは、AdWords広告主のために作られたツールなので、Insights for Searchのほうがデータとしては信用性があります(Googleは、AdWordsから主に収益を得ているので、広告主をサポートしたいw)。

また、新しい機能も追加されています。

チャートや表をiGoogleに追加したり、ウェブページに埋め込むことができるようになりました。

iGoogleへの追加とチャートの埋め込み

下は、実際に埋め込んでみたチャートです。

地域の検索ボリュームの増減を、時間の経過をたどって調べることもできます。

時間の経過による変化を表示

また、一部のキーワードでは、将来の人気度の動向を予測してくれます。

将来予測

SEOでもPPCでも、Google Insights for Searchは確実に使いこなしたいキーワードツールですね。

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