ページの横幅いっぱいの新しいレイアウトの強調スニペットをPC検索にGoogleが導入

[レベル: 初級]

検索結果ページの横幅いっぱいの強調スニペットを Google は PC 検索で導入したようです。

2 段の強調スニペットが横長 1 段に

上に画像・下に説明文の 2 段で構成されるPC検索結果の強調スニペットが、左に説明文・右に画像の 1 段で表示されるようになりました。

【以前】
上に画像、下に説明文です。 2 段の強調スニペット

【現在】
左に説明文、右に画像に変わりました。
ページの横幅いっぱいに伸びています。 横幅いっぱいの強調スニペット

【以前】
上に画像、下に説明文の以前のレイアウトの別の例です。 2 段の強調スニペット

【現在】
同じ強調スニペットの、左に説明文、右に画像の新しいレイアウトです。

横幅いっぱいの強調スニペット

複数画像の強調スニペットに新レイアウトを採用

調べた限りでは、複数の画像を掲載する強調スニペットに横幅いっぱいの新しいレイアウトが採用されたようです。

画像がない強調スニペットは従来のレイアウトです。
また、画像を含んでいても 1 つだけの強調スニペットにもレイアウト変更はありません。

画像が 1 つだけの強調スニペット

横並び、ページ幅いっぱいのレイアウトが主流?

ウェブ検索に差し込まれる画像結果と地図結果のレイアウトも Google は最近変更しました。
画像結果と地図結果の新しいレイアウトも、横並びでページ幅いっぱいのデザインです。

僕は確認できていませんが、Search Engine Land によると、オートコンプリートも 2 列にクエリ候補が並ぶ拡大型にデザインが変わったそうです。

拡張オートコンプリート

解像度が高いディスプレイを使う PC ユーザーが主流になってきたので、それに合わせて Google はスクリーンをフルに使うようにしたのではないかと僕は疑いました。

強調スニペットはもともと高い CTR を期待できます。
ページ幅いっぱいの横長になった強調スニペットの CTR に変化があるのかどうか気になります。

[H/T] Brodie Clark